今月のKその23
こんにちは。
今回の文章に関しては、
【原文:今月のK本人 監修:加藤英宝】
となっています。
なんでこうなっているかと言うと、
先日とある出来事があり、その事を英宝に電話した所
2人して大爆笑、英宝より
「これは今月のKを自分が書くよりも、
直接書いてもらうほうが面白いのでは?」
と謎の依頼をうけてしまい、仕方なく書いている次第で御座います。
今回の流れは
「【俺が原文作成】→【英宝が監修】→【俺が再確認すること無くUP】
基本は※があるところだけ英宝のコメント」
となっております。
最終的に文句がある場合は全部英宝に押し付けて下さい。
(※全部今月のKに押し付けて下さい。 by 店主)
先日とあるカードショップにてヴィンテージの大会があり、それに参加してきました。
宣伝されてないので知らないかと思いますが、
前回カードショップセラのヴィンテージ大会で
優勝したのって、実は俺なんですよね。
なので、沼津で通用したデッキが別の場所でも通用するのか知りたく、
武者修行的なものも兼ねていざ尋常に勝負!
では、大会レポ書きます!
1回戦:bye
参加人数45人の大会で早速byeを引くこの強さ!!
2回戦:パラドックス ✕○○
一戦目、こちら先手で1マリガン。
初手《Ancestral Recall》→相手《精神的つまづき/Mental Misstep》→《意志の力/Force of Will》で3枚引くが特に強いカードもなし。
返しのターンに対戦相手が《Ancestral Recall》→マナアーティファクト→《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》とプレイ。
もう逆転は無理だと判断し、相手のデッキに入っているカードのチェック作業開始。
相手も察したのか、盤面だけでライフ詰めに来て手の内見せてくれなくなったので、そこで投了。
二戦目、先手1ターン目初手《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》→2ターン目《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》。
流石に《死儀礼のシャーマン》は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》されるものの、
《ゴリラのシャーマン》が生き残ったことで、対戦相手はマナアーティファクト展開出来ず。
こっちのクリーチャーと、相手の《僧院の導師/Monastery Mentor》でしばらくにらみ合いをしたが、
こちらが先に《レンと六番/Wrenn and Six》置けたのでそのまま押し切る事に成功。
三戦目、相手が《覆いを割く者、ナーセット/Narset,Parter of Veils》置いているのにも関わらず、
《渦まく知識/Brainstorm》打つ失態を犯してしまう。
だが、こちらの盤面には《王冠泥棒、オーコ》が着地出来ているので、
鹿3/3で殴りつつ相手の《太陽の指輪/Sol Ring》を《王冠泥棒、オーコ》で鹿に変えてマナを縛る。
結局最後まで対戦相手にマナを出させずに押し切る。
3回戦目:Doomsday ✕✕
お相手様、俺よりDCIナンバー若い。
今まで大会で自分より若い番号の人とマッチって
英宝以外はなかったような。
一戦目、対戦相手の手札にカウンターが無いのを《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で確認。
返しのターンに対戦相手《Ancestral Recall》。
これに対して《意志の力》打ったら、対戦相手は今引きの《否定の力/Force of Negation》。
その後《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》→能力誘発スタック《Demonic Consultation》で負け。
二戦目、先手であまり良くない手札だったのでマリガン。
土地1・《死儀礼のシャーマン》・《ギタクシア派の調査》があるものの、
残りの手札は土地引かない限りプレイ出来ない、ちょっと不満の残る手札。
ダブルマリガンも考えたが、《ギタクシア派の調査》のドローに期待してキープ。
相手2ターン目に《暗黒の儀式/Dark Ritual》から《最後の審判/Doomsday》でコンボ成立されて負け。
3回戦終了後、腹ごしらえでパンを食べてたら、ジャッジスペースより呼び出し受ける。
3回戦のスコアシート記入漏れかと思い、ジャッジスペースに行く。
ジャッジ「すいません、Kさんですか?」
K「はい、そうですが。」
ジャッジ「このデッキリストなんですが・・・《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》禁止でして・・・」
そういえばそうでしたね、
すっかり忘れてましたわ!!!!!!
K「では大会失格ですかね?」
ジ「いえ、そこまでは・・・。
《夢の巣のルールス》を基本土地に差し替えと、
次回マッチの1ゲーム目のゲームロストです。」
K「了解しました。」
MTG歴20年超えで、
禁止カードをデッキに入れてのゲームロスは人生初。
あまりの自分のやらかしっぷりに即座に英宝に電話。
二人で大爆笑。
4回戦:ANT ✕✕
一戦目、先程の件により0ターンkillで即負け。
だいたい《夢の巣のルールス》のせい。
(※どうして自業自得だと言わないのだろう? by 店主)
二戦目、初手《Black Lotus》→《覆いを割く者、ナーセット》。
2ターン目《死儀礼のシャーマン》。
3ターン目《レンと六番》と普通なら最高の流れ。
しかし、相手に《防御の光網/Defense Grid》を置かれる。
ANTなら墓地潰せば負けないだろと思い、
《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》出すが
返しのターンに対戦相手《暗黒の儀式》×2から《ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel》。
そのまま全部繋がって負けたー。
5回戦:オース ✕○✕
一戦目、初手MOX絡めて《漁る軟泥/Scavenging Ooze》出したら、
返しのターンに対戦相手、
《Mox Pearl》《Mox Emerald》《Tropical Island》から《ドルイドの誓い/Oath of Druids》プレイ。
で、《ドルイドの誓い》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》さんこんにちは。
デッキ的に唯一どうにかなりそうな《王冠泥棒、オーコ》プレイするも
《呪文貫き/Spell Pierce》にて打ち消される。
即死。
二戦目、お相手1マリガン。
初手《ギタクシア派の調査》で確認した所、
《意志の力》×2以外弱く、渋々キープといった感じだろうか。
ここは強気に《Black Lotus》→《Underground Sea》→《王冠泥棒、オーコ》→《死儀礼のシャーマン》。
対戦相手《王冠泥棒、オーコ》に《意志の力》打たなかったのでそのまま圧殺。
三戦目、こちら1マリガン。
フェッチランド
《不毛の大地/Wasteland》
《死儀礼のシャーマン》
まであるので、
わざわざダブルマリガンするまでも無いかと思いキープ。
が、《不毛の大地》→《輪作/Crop Rotation》で躱される、
フェッチランドからの《死儀礼のシャーマン》→《削剥/Abrade》&《不毛の大地》で除去される。
で、更地に《ダク・フェイデン/Dack Fayden》。
更に次のターン《王冠泥棒、オーコ》。
完全に盤面を制圧されて負け。
6回戦:墓荒らし ✕✕
初の同系統デッキとのマッチ。
こちら→青黒緑メインのタッチ白赤。かつ墓地を使わせない構成。
お相手→青赤緑メインタッチ黒。かつ墓地を活用する構成。
一戦目、正直引きが弱すぎて負けた。ドロー呪文0、除去《突然の衰微/Abrupt Decay》1枚。
《死儀礼のシャーマン》《ゴリラのシャーマン》《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》各1枚、
あとは《レンと六番》1枚で残りはMOXと土地のみ。
フェッチランドを使っても使ってもマナしか引かない。
相手も序盤はマナ事故ってたが
2枚めの《死儀礼のシャーマン》を引いてからデッキが回り始めた。
投了した時、こっちの場にはMOX3枚土地6枚と更にハンドに土地3枚・・・。
ちなみに《夢の巣のルールス》から差し替えした《島》を素引きしてたので、
ここが《夢の巣のルールス》なら勝ってた。
二戦目、土地が1枚しか無いが、
MOX
《死儀礼のシャーマン》
《ゴリラのシャーマン》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
と動けなくもない手札。
ちょいと悩んだがキープしてゲーム開始。
しかし《稲妻/Lightning Bolt》と《不毛の大地》でマナ基盤を潰されて厳しい状況に。
仕方なく《吸血の教示者》で土地サーチ。
この時の手札が《悔恨する僧侶》と《配分の領事、カンバール/Kambal, Consul of Allocation》なので《Tundra》サーチ。
そしたら、この後のドローが《レンと六番》・《漁る軟泥》・《突然の衰微》・《トレストの使者、レオヴォルド》様と緑一色。
勿論緑マナ出る土地引けずに負け。
以上、2勝4敗とダメダメでした。
前回沼津大会からの調整で英宝に相談し少しパーツ変えて見たんだが、
ちょっと上手くいかなかった感じですかね。
(※沼津大会時は《夢の巣のルールス》はデッキに入っていない。)
そういえば、
2回戦目は《夢の巣のルールス》を場に出したし、その《夢の巣のルールス》で勝った。
3回戦目は対戦相手に《ギタクシア派の調査》打たれた時に《夢の巣のルールス》見せたんだが、
全く指摘されなかったなぁ。
だからジャッジに指摘されるまで問題無いと思ってた。
こらむの文末に今回使用したデッキリストを載せておきます。
最後に一言言うとしたら、
※Kはデッキリストを略称のカタカナで書いてくる。
《渦まく知識/Brainstorm》ならブレスト
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》ならギタ
《意志の力/Force of Will》ならウィル
《Ancestral Recall》ならリコール
《Black Lotus》ならロータス
といった感じで。
カタカナ略語だらけのリストで1枚採用の多いヴィンテージでは、
見落としもあるので店主は悪くない。
普通は《思案/Ponder》をポンと略すようなリスト送りつけない。
悪いのはK。
では最後にデッキ紹介を。
デッキ名:5色PWコントロールwithルールス
-クリーチャー9枚-
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
2《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
1《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
-ソーサリー5枚-
1《思案/Ponder》
1《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
1《Time Walk》
1《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1《Timetwister》
-インスタント12枚-
1《渦まく知識/Brainstorm》
1《Ancestral Recall》
1《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1《エレボスの介入/Erebos’s Intervention》
1《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
1《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《ネスロイの神話/Mythos of Nethroi》
1《否定の力/Force of Negation》
4《意志の力/Force of Will》
-アーティファクト7枚-
1《Black Lotus》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Pearl》
1《Mox Emerald》
1《Mox Jet》
1《Mox Ruby》
1《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》
-プレインズウォーカー6枚-
2《レンと六番/Wrenn and Six》
1《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
2《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
1《ダク・フェイデン/Dack Fayden》
-土地21枚-
1《Volcanic Island》
1《Tundra》
1《Taiga》
1《Underground Sea》
1《Badlands》
1《Bayou》
1《Tropical Island》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《露天鉱床/Strip Mine》
1《Library of Alexandria》
1《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den》→《島/Island》
-サイドボード15枚-
(※ここに相棒ルールスって書いてあったらさらに面白かったのに。)
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1《突然の衰微/Abrupt Decay》
1《配分の領事、カンバール/Kambal, Consul of Allocation》
1《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《夏の帳/Veil of Summer》
1《力ずく/By Force》
1《紅蓮破/Pyroblast》
1《ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker》
3《貪欲な罠/Ravenous Trap》
1《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
※今回、Kは禁止改定や相棒のルール変更で、
1回目の変更で《夢の巣のルールス》禁止。
2回目の相棒ルール変更で3マナ払ってソーサリータイミングで手札。
というルールの変遷があり、
2回目の相棒ルール変更で明らかに相棒が弱体化した事に加え、
《夢の巣のルールス》は相棒として禁止されているものと勘違いしたようで、
彼はデッキの中に入れて普通に使う分には問題無いと思っていたそうな。
(実際に1枚メインで使う分には強さ的に問題無いと店主も思う。)
———–
以上、今回は
今月のKが執筆、店主は監修+ちょいコメントでお送りしました。
ではまた。
記事作成日:2020/07/24