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Timetwister

今回のお題はパワー9から、
Timetwister》さん。


Timetwister
コスト:2青
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の墓地と手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
その後、カードを7枚引く。
(その後、Timetwisterをそのオーナーの墓地に置く。)
レア

Wheel of Fortune》とともに、
元祖7ドローカードとしてアルファ、ベータから存在し、
全ての7ドロー系カードの元となったカード。
Wheel of Fortune》はRevisedまで再録されたが、
Timetwister》は他のパワー9とともに、
Unlimitedでストップ。

このカードの印刷されているテキストは、
中学生レベルの英語力さえあればわかるのだが、
言いたい事はわかるがなんだか面白い事を書いてある。

「Set Timetwister aside in a new graveyard pile.
Shuffle your hand, library, and graveyard together
into a new library and draw a new hand of seven cards,
leaving all cards in play where they are; opponent must do the same.」

すごく適当に和訳すると、

「タイムツイスターを脇にある新しい墓地にセットしろ!
 あなたは手札とライブラリーと墓地を一緒にしてシャッフルだ!
 そいつを新しいライブラリーにして、新しくカードを7枚引く。
 場にあるカードは全て残しておく。
 対戦相手も同じ事をする。
 これは強制だ。」

一応読めば現在のルールと大差無い事は書いてあるのだが、
ちょっと面白い書き方。
特に最初の「セット タイムツイスター」の単語。
MTGのテキストで、
文頭で「セット カード名」と書いてあるカードなんてこれくらいしかない。
その後の文章も昔の書き方はなんだか面白い。

昔からこのカードは
「パワー9で一番弱い。」
と烙印を押され、
ルール変更で強力なカードに変化した、
Time Vault》の台頭により、

「お前はパワー9の座から降りて、
 《Time Vault》と入れ替われ。」

とまで言われてしまった事がある不遇のパワー9。
この《Time Vault》もUnlimitedでストップ。
Revised以降は刷られておらず、
刷られた期待値はパワー9と同じ。
同じと言えば、
どちらのカードもカード名に「Time」とついているので、
これも比べられてしまう要因の1つになった。


一時期はヴィンテージのデッキにおいて、
Time Vault》の使用率のほうが高かったため、
こんな事まで言われてしまった《Timetwister》さん。

こんな事を言われてしまう原因は一応無いわけでは無かった。

Black Lotus》:好きな色1つを3マナ出す。
Moxシリーズ5種:各1色のマナを1つ出す。
Ancestral Recall》:対象を自分に3枚引く。
Time Walk》:自分が追加ターン。
と、8枚までは全て、自分に一方的な利を生み出す。
しかし《Timetwister》だけは、

・各プレイヤーは手札と墓地をライブラリーに入れてシャッフル。
・各プレイヤーはカードを7枚引く。

どちらも自分だけの効果ではないため、
状況次第、相手の手札次第では対戦相手を利する恐れがある。
パワー9の中で唯一対戦相手次第で強さが大きく変わるカードだったため、
このカードは時折不遇な評価をされてしまう事があった。
加えて、
Time Vault》+《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
または、
Time Vault》+《通電式キー/Voltaic Key
だけでノーリスクの無限ターンが可能であり、
(現在は《多用途の鍵/Manifold Key》という、
 《通電式キー》のほぼ上位互換もある。)
Time Vault》も自分に一方的な利を生み出すカードと認識され、
これが故にパワー9の座を降りろとまで言われてしまった。

一応誤解の無いように書いておくと、
パワー9の定義というものは、
「MTG黎明期に最も環境に影響を与えた9種のパワーカード。」
というものであり、
他のカードがどう評価されようとも変わるわけではない。

が、そんな《Timetwister》はある日から変わり始めた。
その最初の変化はEDHだった。

EDHのルールが最初に出来た時から、
Timetwister》は禁止されなかった。
他のパワー9は当然禁止。
Timetwister》は多人数戦である事を前提としたEDHにおいて、
「4人戦なら4人全員が7枚引くから、
 1対1の時よりも弱体化するよね。」
「全員が7枚引いて、状況的に強くなった人が1人いても、
 残りの人でそれを潰せるだろう。」
といった考えによって最初から禁止されなかったのだと思う。

しかし、相変わらずどの世界であろうとも、
「MTG最強の色は青。」
と言われる事はMTGの常識に等しい。
移り変わりの激しいレギュレーションでは、
青が活躍しない事が時たまあれども、
青は弱い色という烙印を押される事はまずない。
EDHも例外無く青は最強色として君臨した。
青を最強色たらしめている理由の1枚は《Timetwister》だ。

そして、EDHは公式ルールでないにも関わらず、
世界中で多くの人がプレイする遊び方の1つとして確立した。
そのプレイヤー数はおそらくヴィンテージを超えたと予想。
当たり前と言えば当たり前だ。
別にデュアルランドを4枚揃えなければならないわけでもない。
意志の力/Force of Will》を4枚揃えなければならないわけでもない。
タルモゴイフ/Tarmogoyf》なんてEDHではほとんど使われない。
どんなに強いカードも1枚でOKの世界だ。
「余っているカードを寄せ集めして、
 足りないところをちょっと買い足す。」
程度で入れる世界。
MTG歴1年の方でもEDHを始めた人を何人も見てきた。
門戸の広い遊び方は多くの人が参入する。
が、
さすがにMTG歴1年でヴィンテージに入る人はそんなにいない。
余談になるが、
MTG歴1年目でヴィンテージに走った人がここに1人。
MTG始めて1年目で、
太陽の指輪/Sol Ring
Demonic Tutor
Wheel of Fortune
をトレードで手に入れて大喜びしていた。
そしてこの3枚からヴィンテージをやりたいと思った変人。

お話を戻そう。
EDHはプレイヤーの楽しみが確実に1つ増え、
それによって沢山のカードに活躍の場が与えられた。
MTG史上一番画期的なアイデアと言い切って良いものだった。
どのレギュレーションでも使われなかったカードが、
結構な勢いで採用されるカードに変化していった。
その中で唯一使えるパワー9が《Timetwister》。
この立ち位置のおかげで、
突然にして《Timetwister》は需要が高まった。
他のパワー9と違い、
主戦場がEDHになり、
当然のごとく徐々に価格も上がっていった。
記憶している限りでは、
2010年あたり、つまり今から10年程前、
Timetwister》のUnlimited版で状態がEX以下であれば、
2万円程度で入手可能だった。
ここから《Timetwister》は一気に出世していく。

EDHの需要だけがこのカードの変化ではなかった。
次なる遊び方が《Timetwister》を更に変化させた。
それがオールドスクール。

使えるカードセットは、
α、β、Unlimited
アラビアンナイト、アンティキティ、レジェンド
ザ・ダーク、フォールン・エンパイア
だけ。
この世界でも他のパワー9同様に1枚制限だが、
Timetwister》はもう1つ使える世界を与えられた。

さらに、《Timetwister》はここからヴィンテージにも返り咲きをする。
いくつかのカードがその手助けとなった。


トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
概念泥棒/Notion Thief

といった、
Timetwister》の各プレイヤーはカードを7枚引くという効果を、
強制的に捻じ曲げてくれるカードがあらわれた。
この影響はヴィンテージにはとても大きく、

ナーセット・ツイスター

という名を冠するデッキが生まれる程にまで至った。
このデッキには、《Timetwister》の亜種である、
一日のやり直し/Day’s Undoing》まで採用される事があった。
構成によっては《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》も採用し、
時を解す者、テフェリー》の能力により、
一日のやり直し》や《Timetwister》を相手のアップキープに撃ち、
覆いを割く者、ナーセット》でドローを封殺するという方法も出来た。
ちなみに、《一日のやり直し》は相手のターンで撃った場合、
「あなたのターンであるなら、ターンを終了する。」
という効果が出ないため、墓地に置かれる。

このデッキは最初、
覆いを割く者、ナーセット》が4枚積みされていたが、
禁止改訂により《覆いを割く者、ナーセット》が1枚制限になった。
それだけの威力と影響力があったという事だろう。
もちろん《覆いを割く者、ナーセット》が強いという事でもある。
しかし、《覆いを割く者、ナーセット》の強さも、
Timetwister》あっての強さである事も否定出来ない。

・EDHで大活躍
・オールドスクールという遊び方の確立
・ヴィンテージでも返り咲き

となれば、一気にこのカードは人気が上がった。

2020年8月中旬、
この記事を書いている頃のパワー9の価格は、
Unlimited版、状態はおおむねEX程度で

1位:《Black Lotus》:約120万円
2位:《Timetwister》:約50万円
3位:《Ancestral Recall》:約33万円
3位:《Mox Sapphire》:約33万円

5位:《Time Walk》約29万円
5位:《Mox Jet》約29万円
7位:《Mox Pearl》約26万円
7位:《Mox Ruby》約26万円
7位:《Mox Emerald》約26万円

となっている。

1位の《Black Lotus》は不動の地位なので別格として、
その下につくほどの価格に大躍進。
単純な強さと爆発力において《Ancestral Recall》の方が上なのに、
この順位に上ってくる理由は、
おおよそ間違いなくEDHの影響ではないかと思われる。

世の中の物の価格というものは、
需要と供給で決まるもの。
Timetwister》が《Ancestral Recall》を上回るという事は、
Timetwister》の需要の方が上だという事。
MTGの世界に長くいる自分でも、
こんな日が来る事は予想もつかなかった。

EDHは確かにどんなカードも1枚あれば良い。
が、
時々いるのだ。
デッキを2つ以上作る時に足りないのは嫌だと言い出す人が。
ああ、もちろん店主の事。
Timetwister》を複数買い始める事を躊躇もしない。

そして、先日もついにアルファ40のためにアルファ版購入。

状態もぼろぼろだけれども、
まずはデッキ40枚を1枚でも強いカードにするために。
なにせアルファ40の世界はクレイジー。
そう簡単に体験出来ない修羅の世界。
デッキ40枚で1枚制限どころか4枚制限も無い世界。
Timetwister》を複数使える危ない世界。
このカードはヴィンテージで制限されているからわかりいくいのだが、
2枚以上デッキに入っていると途端に強さが変わる。
墓地にある《Timetwister》を《Timetwister》でライブラリーに回収出来る事で、
ライブラリーアウトも無くなり、
さらにライブラリーに戻った《Timetwister》で、
また墓地にある《Timetwister》をライブラリーに回収が可能になる。
Timetwister》を2枚以上をデッキに入れてプレイした時、
初めてわかる《Timetwister》の強さ。
特に、
Timetwister》を撃ってカードを7枚引き、
手札に《Timetwister》が来た時は、
「うん、このカード強いなぁ。」
と感じる。
当たり前の話と言えば当たり前の話なのだけれども、
Timetwister》をあまり強いカードではないと言う人は、
Timetwister》がデッキに2枚以上入れてプレイした事がある人ではないはず。
このカードは2枚以上使える環境だと大きく化ける。

店主の場合は、

・PC版MTG:シャンダラー
・お客様の依頼で無制限デッキを構築した時
・アルファ40のデッキを借りてプレイした時

など複数回の経験をしている。
中でも、
お客様の依頼で
「持っている資産で1枚制限無しでデッキ構築」
という条件で組んだ時は楽しかった。
アルファ40のデッキを借りてプレイした時も
Timetwister》はやっぱり強いんだなぁと実感出来た。
アルファ40だと特にデッキが40枚なだけに世界が違う。
初手7枚+フェイクアンティ1枚で残りライブラリー32枚。
あとはパーマネントを並べた数次第だが、
もともとライブラリー32枚しかないのだから、
Timetwister》が複数入っているとライブラリーはガンガン回る。
「《Timetwister》と《Time Walk》がぐるぐる回って、
 ほぼ無限ターン行けるんじゃない?」
という回り方をする。

というわけで、
長い時間をかけて立場が復権した《Timetwister》、
誰もが手に出来るようなカードではないけれども、
もし手を出せる人はこのカードの楽しさと強さを堪能してほしい。
EDH、オールドスクール、ヴィンテージ、そしてアルファ40、
この4つの世界で活躍する唯一のパワー9でもあるので、
お買い得・・・と言っても差し支えはないと思う。

ちなみに店主はアルファ40最強デッキを目指すために、
まだ追加の《Timetwister》を探すつもり。
我が悪友、今月のKに、
「お前はなんかおかしい。」
と言われた。
全く失礼なやつだ。

最後に。

Timetwister》大好き!!

ではまた。

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