EDHデッキ紹介その126(Marwyn, the Nurturer/養育者、マーウィン)
記事作成日:2020/03/12 執筆:加藤英宝
今回のEDHデッキ紹介は、ドミナリアに収録された伝説のエルフ・ドルイド。
《養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer》
コスト:2緑
伝説のクリーチャー エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
他のエルフ(Elf)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、養育者、マーウィンの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(T):養育者、マーウィンのパワーに等しい点数の(緑)を加える。
1/1
レア
ただ場に出すだけでは3マナ1/1と貧弱。
マナ能力はパワーの数だけという成長するの能力と噛み合せ、
かなりの期待が出来る能力。
エルフクリーチャーは低マナのカードが数多く存在するため、
何も考えずにエルフでデッキを固めれば、
このジェネラルを苦も無く、
高パワー、高タフネスのクリーチャーに育てていける。
今回紹介するデッキは、多彩なエルフを軸に
デッキとしての強さを維持しつつ、可能な限りデッキの価格を抑えることを意識してデッキを組んでみた。
お安いデッキの理由がちょっと変わっていて、
店主がお店のカードを整理している時に、
「ホームページにアップされていない在庫」
で組んだものだ。
時々だが、店主はこういう事をする。
そしてそういうデッキを欲しいというお客様に、
デッキをまるごとお売りした事が何度もある。
今回のジェネラルは能力はかなり強い生物だったので、
構築そのものは非常に簡単だった。
「エルフは安く作れる」
という事を体現しているかのような能力だった事も大きい。
デッキは以下。
ジェネラル:《養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer》
-クリーチャー 45枚-
《嘲るエルフ/Taunting Elf》
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《Fyndhorn Elves》
《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《エルフの牧人/Elvish Herder》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist》
《心の管理人/Heart Warden》
《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
《培養ドルイド/Incubation Druid》
《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
《ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald》
《獣呼びの学者/Beastcaller Savant》
《エルフの部族呼び/Elvish Clancaller》
《天光を求める者/Seeker of Skybreak》
《幸運を祈る者/Wellwisher》
《血統のシャーマン/Bloodline Shaman》
《花粉光のドルイド/Pollenbright Druid》
《クウィリーオンの歩哨/Quirion Sentinel》
《ウッド・エルフ/Wood Elves》
《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》
《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
《進化の賢者/Evolution Sage》
《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade》
《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
《ラノワールの部族/Llanowar Tribe》
《再利用の賢者/Reclamation Sage》
《傲慢な完全者/Imperious Perfect》
《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
《刻み角/Manglehorn》
《生類の侍臣/Vizier of the Menagerie》
《狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller》
《リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster》
《清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate》
《光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen》
《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
《獣に囁く者/Beast Whisperer》
《収穫の魂/Soul of the Harvest》
《始原の賢者/Primordial Sage》
-インスタント 5枚-
《自然の要求/Nature’s Claim》
《エメラルドの魔除け/Emerald Charm》
《石のような強さ/Stony Strength》
《みなぎる活力/Vitalize》
《野生語りの帰還/Return of the Wildspeaker》
-ソーサリー 5枚-
《起源の波/Genesis Wave》
《調和/Harmonize》
《巫師の天啓/Shamanic Revelation》
《集団潜在意識/Collective Unconscious》
《リシュカーの巧技/Rishkar’s Expertise》
-エンチャント 6枚-
《賦活/Instill Energy》
《硬化した鱗/Hardened Scales》
《繁茂/Wild Growth》
《エルフの案内/Elvish Guidance》
《豊穣の力線/Leyline of Abundance》
《守護者計画/Guardian Project》
-アーティファクト 8枚-
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《エメラルドの大メダル/Emerald Medallion》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《ロナスの碑/Rhonas’s Monument》
《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》
《パルンズの剣/Sword of the Paruns》
-土地 30枚-
《ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig》
《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
《カーンの拠点/Karn’s Bastion》
《ワイアウッドの番小屋/Wirewood Lodge》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
25《森/Forest》
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デッキの大部分を占めるクリーチャーのうち、
さらにその大部分をエルフが占めている。
その数なんと40体。
(ジェネラル含む。)
ジェネラルのパワー参照で出るマナが変わるので、
エルフのロード系は見つかれば全て採用。
低コストのマナエルフを1ターン目に置ければ、
2ターン目にはジェネラルを出して、
3ターン目からはジェネラルの育成ゲーム。
実際に大展開をしやすいのは4ターン目からで、
状況次第ではジェネラルがパンチ。
《花粉光のドルイド/Pollenbright Druid》
《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》
《進化の賢者/Evolution Sage》
の3枚は思った以上にいい仕事をするのでオススメ。
同様にして《カーンの拠点》も時々面白い仕事をしてくれる。
簡単に構築してあるだけあって、
コンボのような事はあまり出来ないが、
攻撃力はそこそこにあるので全員を素直に殴りに行く。
とはいえ、全くコンボ無しというわけではなく、
アンタップ状態でパワー2以上の《養育者、マーウィン》に
《パルンズの剣》が装備されていると無限マナ。
《パルンズの剣/Sword of the Paruns》
コスト:4
アーティファクト 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーがタップ状態であるかぎり、あなたがコントロールするタップ状態のクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
装備しているクリーチャーがアンタップ状態であるかぎり、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーは+0/+2の修整を受ける。
(3):あなたは装備しているクリーチャーをタップまたはアンタップしてもよい。
装備(3)
レア
アンタップを補助する呪文や能力を持ったカードもデッキに入っているので、
上記の条件は、実際に動かしてみると、より容易に満たすことができる。
さすがに緑単では装備品をサーチする方法は無いので、
そこだけはどうにも出来ないが。
無限マナを決めた後は、
《起源の波》を大量のマナで撃つでも行けるが、
《豊穣の力線》で全クリーチャーを無限強化してパンチでもOK。
このお安いデッキ、EDHを始めるには気楽にスタート出来るデッキでもあり、
ご希望とあらばお売りする事も可能なので、
興味を持った方はお問い合わせを。
ではまた。