EDHルール(2019年版)

今回はEDHのルールについて。
先日も少々ルール改訂があったので、
それも含めてEDHのルール2019年版を。
これからEDHを始めたい人のために、
知っている人には確認のために、
EDHのルールを一度新しく書き直しておこう。

まず、
「EDHのやり方がわからない!」
という人のためにシンプルな説明を。

・EDHはエルダードラゴンハイランダーの略で、
 公式的には統率者(Commander)だが、
 EDHの呼称が定着している。

・ライフは40点スタート。

・4人戦が推奨されている。

・プレイヤーはプレイヤー同士で相談、同盟、裏切り等は自由。

・まずは伝説のクリーチャー1枚を選ぶ。
 選んだ伝説のクリーチャーは統率者と呼ぶ。
 ただし、一般的にはジェネラルという呼称が定着している。

・デッキは必ず伝説のクリーチャーと同じ色のデッキを構築。

・デッキは必ず100枚(ジェネラルを含めて)で構築。

・統率者として選んだ伝説のクリーチャーは、
 ゲーム開始時に全員に見せ、ライブラリーとは別の場所に置いてゲームを開始する。
 この別の場所の事を統率領域と呼ぶ。
 この領域もジェネラル領域という呼称を使う事が多い。

・統率者はコストさえ払えばいつでもプレイ出来る。

・統率者は死亡、追放、手札に戻る、ライブラリーに戻る、打ち消される、手札から捨てさせられる等、
 統率者が何らかの移動をする際に、オーナーは統率領域に置く事を選択出来る。

・統率者は統率領域から何度でもプレイ出来るが、
 最初の1回以外は統率領域に戻った回数×2マナを追加で払ってプレイする。

・統率者から21点以上の戦闘ダメージを受けたプレイヤーは敗北する。
 これも統率者ダメージという言い方よりもジェネラルダメージという呼称が定着している。

・プレイヤーは投了する事は推奨されない。
 投了する事により、負けるプレイヤーが、
 残って対戦を続けるプレイヤーの有利不利を左右する事は紳士的ではないため。

・使用可能なカードセットは全て。
 (アングルード、アンヒンジド、アンステーブル以外全てと解釈して良い。)

・先手プレイヤーにも1ターン目にドローあり。


これだけ知っていれば基本的にはゲームが可能だ。
あとは禁止されているカードがあるが、
それほど多くはない事と、
禁止されているカードの半分くらいは、
「一般的なプレイヤーが持っていない。」
「禁止されていなくても使わない。」
のどちらかなので、
気にしなくてもよい。
極端に言ってしまえば、
仮に禁止されているカードを使ってしまっても、
誰かがそれを教えてくれて、
「すいません、ではこのカードは基本土地でプレイします。」
「今、別のカードに入れ替えます。」
で許される事が多い。

———————————————
下記は具体的なルール説明。
書いてある事は基本的に上記と同じだが、
よりMTGルールにのっとった書き方をしている事と、
禁止カードのリストが載っている。
また、マリガンのルールは度々変更されているので、
そこだけは一読しておいても損はない。

●統率者と固有色について
・伝説のクリーチャー・カードを1枚、または統率者として指定できるプレインズウォーカー・カードを1枚、
 あるいは互いに共闘を持つ伝説のクリーチャー・カードを2枚選び、統率者とする。

・カードのマナ・コストに含まれる色(色指標や特性定義能力を含む)、
 及びそのカードのルールテキストに含まれる色マナシンボルがそのカードの「固有色」となる。
 デッキには統率者の固有色と異なる固有色を持つカードを入れることはできない。

・基本土地タイプ「平地・島・沼・山・森」を持つカード(基本土地やデュアルランドなど)は、
 それぞれが生み出すことができる色マナシンボルを持つため、
 例えば、統率者が青単色のデッキに《》や《Tropical Island》を入れることはできない。
 同様にして青単色のデッキに《イゼットの印鑑/Izzet Signet》を入れることもできない。

・固有色の判定時、カードの注釈文に書かれた色マナシンボルは無視する。(強請能力の注釈など)

●デッキの構築について
・デッキは統率者を含めて100枚ちょうどで構築する。
 (99枚+統率者1枚、または98枚+共闘を持つ統率者2枚)

・デッキ構築はハイランダールールに準ずる。
 基本土地カードでないカードは、同名のものを2枚以上入れてはならない。

・禁止カードは以下。(2019/07/12現在)

ヴィンテージにおいて禁止されているすべてのカード(策略カードを含む)
Ancestral Recall
天秤/Balance
生命の律動/Biorhythm
Black Lotus
陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
チャネル/Channel
合同勝利/Coalition Victory
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Attendant
Fastbond
けちな贈り物/Gifts Ungiven
グリセルブランド/Griselbrand
エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》 (2019/07/12 追加)
Karakas
トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
Library of Alexandria
限りある資源/Limited Resources
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
絵描きの召使い/Painter’s Servant (2019/07/12 禁止解除)
一望の鏡/Panoptic Mirror
パラドックス装置/Paradox Engine》 (2019/07/12 追加)
原始のタイタン/Primeval Titan
クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
隔離するタイタン/Sundering Titan
星の揺らぎ/Sway of the Stars
森林の始源体/Sylvan Primordial
Time Vault
Time Walk
修繕/Tinker
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
企業秘密/Trade Secrets
激動/Upheaval
世界火/Worldfire
ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain


※2019年7月12日付の禁止カードについては、
 こらむ「EDHニュース8」を参照のこと。

●プレイルール
・各プレイヤーはゲーム開始前に自身の統率者を統率領域に置く。

・マリガンはロンドン・マリガンを適用する(2019/07/12より)。
 ロンドン・マリガンとは、
 現在一般的なトーナメントで施行されているマリガンと同じもの。
 マリガンをするごとに7枚のカードの引き直しを行うが、
 新たに引き直した7枚から、
 マリガンした回数分だけのカードを手札からライブラリーの一番下に置く。
 ただし、統率者ルールの特別措置で、
 最初の1回は手札を減らさずに7枚の引き直しを行う。

・各プレイヤーは40点のライフを持つ。

・同一の統率者から合計で21点以上の戦闘ダメージ(統率者ダメージ)を受けたプレイヤーはゲームに敗北する。

・統率者が統率領域にあるとき、そのオーナーはそのカードを唱えることが可能なタイミングで唱えることができる。
 ただし、それまでに統率領域から統率者を唱えた回数1回につき、追加コストとして(2)を支払わなければならない。
 例:《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》を統率領域から唱える場合、
 1回目に支払うマナ・コストは(2)(赤)(赤)、
 2回目に支払うマナコストは(4)(赤)(赤)となる。1回ごとに(2)ずつ増えていく。
 3回目は(6)(赤)(赤)、4回目は(8)(赤)(赤)となる。

・統率者がいずれかの領域からライブラリー・手札・墓地・追放領域に移動するとき、
 その統率者のオーナーは代わりに統率領域に置くことを選んでもよい。
 例:統率者が戦場に出ている時、なんらかの呪文や能力で手札に戻る場合に、
 統率者のオーナーは代わりに統率領域に置く事を選んでもよい。
 手札にいる時にライブラリーの中に入れて切り混ぜる場合でも統率領域に置いてもよい。

以上。

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ではまた。



記事作成日:2019/08/07



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