MTGやめたくなった事ある?

ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

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MtG辞めたくなったことがありますか?

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MTGヤメル

あるかないかの二択だけなら「ある」
ただ、それに付け加えたいのが下記の事。

日本人なら多くの人が見ているジブリ、魔女の宅急便のあるシーン。

魔女の宅急便の登場人物、ウルスラの台詞。
主人公キキが空を飛べなくなった時のシーン。

ウルスラ「魔法も絵も似てるんだね。アタシもよく描けなくなるよ。」
 
キキ「ほんと!? そういう時 どうするの?
 私 前は何も考えなくても飛べたの。
 でも 今は分からなくなっちゃった。」

ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ。
 描いて、描いて、描きまくる。」

キキ「でも やっぱり飛べなかったら?」

ウルスラ「描くのをやめる。散歩をしたり、
 景色をみたり、昼寝をしたり、
 何もしない。
 そのうち急に描きたくなるんだよ。」


ここまで。

ウルスラって誰?となりそうだが、
魔女の宅急便のウルスラは森の中で生活している画家のお姉さん。
劇中で一度も名前を呼ばれないので、
知らない人のほうが多い。
ちなみに設定上19歳で、
声優をつとめている方が意外。
主人公のキキと同じ、高山みなみさん。
つまりこのシーンは一人の声優さんが喋っている。
ドラゴンボールで悟空と悟飯と悟天の会話みたいなもの。
ドラゴンボールも野沢雅子さんが一人で会話シーンを演じている。
(ついでに書いておくとターレスやバーダックも野沢雅子さん。)

このウルスラのシーンは魔女の宅急便の中の最高のシーンだと思っている。
自分がMtGに触れてきてこういう気持ちになる時があった。
いくらデッキを作っても納得がいかない。
手札、プレイング、こらむ・・・
何を見ても違和感を覚える事ばかり。
書くだけ書いて没にしたこらむも20以上ある。
作って対戦しなかったデッキは20どころではないだろう。
こんなふうにMtGで
「何やってもだめだ!うまくいかない!」
となる事は何度もあった。
不思議なもので、
こういう時にドラフトをやると負ける。
同卓の人達がデッキを見て、
「なんでこのデッキで負けるの?」
と言われるくらいのデッキが出来ていても負ける。
キキが「何も考えなくても飛べる」と言うように、
当たり前のようにデッキを作ってもこういう時は勝てない。

こうなった時は魔女の宅急便のこのシーンを思い出す。
そして、
これと同じように、
意地でもしがみつくというくらいの気持ちでMtGをする。
一人で部屋の中でMtGのカードとにらめっこだ。
持っている各レギュレーションのデッキを見て、
何が出来るか考えたり、
どこがズレているか考えたり。
それでもダメな時は、
さっぱりと手をつけるのをやめる。
電源系のゲームを手にとってみたり、
三国志の本を読んでみたり。
原画をただゆっくり眺めるなんて事もある。

店主は生まれるに際し、
タフネスを低く設定してキャラメイキングしてしまったので、
アウトドアな方向には行かない。

いや、1つあった。
カラオケ。

カラオケはスポーツ。

「カラオケのどこがスポーツ?」
「カラオケってインドアじゃない?」
と言われるのは百も承知。

カラオケはスポーツだ。
汗が出るくらいに声を出すのが普通。
汗が出るんだしスポーツだ。

インドアかどうかも反論しておく。
“自分の家のドアからアウトドア”なのでカラオケはアウトドアだ!
無理があるだと?
だまれ。
体力の無い奴はこういう理論武装?をするもんなんだよ。
自分の体力の無さを正当化するためにな。

理論武装する前に体力つけろだと?

こちとらそんな暇があったらMtGしてんだよ。

MtGってのは五感がしっかりしてりゃ出来るんだから、
体力値なんて高くする必要無いんだよ。
どっかで誰かが言ってただろ、

足なんて飾りだって。
Annano-kazari-death
偉い人にはそれがわからないらしい。
うん、なんか全然関係ない話になった。
話を戻そう。

MtGを長く続け、
しかも仕事にまでしていれば、
嫌になる時も全く無いわけではない。
いくら真摯に向き合っていてもうまく行かない事も多々ある。

とりわけ仕事にしているとそういう場面は増える。
「真面目にやっているのにどうして?」
と思った事なんて何度あったかわからない。

ルール変更だって困ったものだ。
伝説ルールの変更、両面カード、マリガンルールの変更、
◇マナのルール追加、プレインズウォーカーのルール変更、
数えればキリがない程にMtGのルール変更があった。

「これだけ安定した環境から、
 これ以上下手なルール変更をやらないでくれ!
 初心者がより混乱してしまうんだ!
 もっとユーザーの視点を考えてくれ!」


と何度思った事かわからない。
そのたびにという程でもないが、
「今のMtGは好きじゃない。」
と思った瞬間はあった。
でも瞬間だ。
それでもやめられないのがMtGの魅力。

ウルスラのように、
ちょっぴり触る時間がなくなっても、
ふとした瞬間にMtGをやりたくてしょうがなくなる時間が必ず訪れてきた。

ウルスラの
「魔法も絵も似てるんだね。アタシもよく描けなくなるよ。」
この言葉は、
「魔法(MtG)も絵も似てるんだね。アタシもよく描けなくなるよ。」
と勝手に読み変えている。

そして、これまた魔女の宅急便のシーンの1つで、

キキ「私 飛ぶしか能がないでしょ?」

と言うシーンがある。

変わった能力は少々あるものの、
自分はMtGしか能がないようなものだ。
他の仕事に就ける気がしない。

これから先も同じなのだろうと思う。
明日か、それとも1年先か、
5年先かもしれない。
どこかでMtGにダメだ!と思う時間があり、
それでもMtGを続け、
結局自分にはこれしかないと思う時間になり、
一生MtGを続けるのだと思う。

これを読んだ人も、
自分の好きな事に対してこんな気持ちになった時は、
この魔女の宅急便のお話を思い出してみてほしい。
こんな気持ちになったあとも、
その好きな事を続けられるのなら、
それは貴方にとって生涯意味のある何かになるはず。

ではまた。



記事作成日:2019/06/20



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