EDH版パワー9

ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

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EDH版パワーナインを選ぶとしたらどんなチョイスをしますか?

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これはとても難しい。
誰でも納得のカードもありそうだけれども、
「いや、これでしょ?」
という意見も出てきそうなお話だ。
そこはもう価値観や環境の違いもあるのでご了承を。
選定にあたり、伝説のクリーチャーは選定外。
それから番号をふってあるけれども順不同で。

Timetwister

1《Timetwister

これにだけは文句は言えまいという1枚。
なにせ実際のパワー9の1つなのだから。
現状EDHで使える唯一のパワー9。
そしてEDH最強色が青と言われる中、
このカードがランク外になる事はありえない。

Sol Ring

2《太陽の指輪

再販の連続で価格は落ちているものの、
別に価格が落ちたからといって、
カードパワーが落ちるわけではないので確定のランクイン。
EDHを始めるにあたり、
一番最初に買うべきと言っても過言ではない1枚。

Wheel of Fortune

3《Wheel of Fortune

賛否両論のありそうな1枚だけれども、
3マナで7ドローカードを軽んずることは出来ない。
青ければもっと強いのに、などと言ってはいけない。
赤で7枚引けるカードなんてほとんど無いのだから。

Windfall

4《意外な授かり物

説明する必要の無さそうな1枚。
青い《Wheel of Fortune》。
青い分だけ《Wheel of Fortune》より強いという意見もある。
理由は《意志の力》のコストに使えるから。

Mana Crypt

5《魔力の墓所

説明する必要の無さそうな1枚。
EDHで高いカードに手を出すならどれから?
と聞かれたらまずこれを買えと回答する。
理由は色を問わずに使えるから。
余談になるが、
このカードのアップキープのフリップコインをダイスロールで決める事がある。
その時に、
「1、2、3の目でダメージ。」
「4、5、6の目でダメージ。」
「偶数でダメージ。」
「奇数でダメージ。」
といった言い方が多いが、
店主は「素数でダメージ。」と言っている。
6面ダイスの素数は2、3、5なので確率は変わらない。

Sensei's Divining Top

6《師範の占い独楽

レガシーとモダンで禁止される理由が、
「大会が長引くから。」
というこのカード。
強さもさる事ながら、
長期戦になりがちなEDHで禁止しなくてもいいの?
と言いたくなる1枚。
プレイが遅い人が使うと相当に時間を食うので、
このカードはEDHでも禁止で構わないと思っている。

Demonic Tutor

7《悪魔の教示者

デメリット無しでなんでも持ってくる事が出来るチューターをランクインさせない理由は無し。
実際にEDH需要で随分と値段の上がったカードでもある。
とりあえず1枚持っておいて損無しと言える1枚。
黒いデッキを作る時に
ジェネラルとこれを考慮したら、
残り98枚から構築するだろう。
太陽の指輪》《魔力の墓所》《師範の占い独楽》もほぼ必須だから95枚か。

Time Spiral

8《時のらせん

7ドローカードは強い。
しかもフリースペル。
撃ったら時々マナが増える事まである。
7ドローカードは他者にもそれだけ引かせるので、
リスクは十分にあるものの、
自分の手札0~1から一瞬で7まで行けて一発逆転の可能性があるカードは重要。

Command Tower

9《統率の塔

2色以上なら必ず採用されるカード。
EDHである以上はこれを最後にランクイン。
単色では入らないという意味ではこれを外す事も考えたけれども、
1枚はEDHならではの存在があっても良いと思って選択。
レガシー等の構築環境では一切使い物にならないが、
EDHの中ではデメリット無しで色マナを出せる最高の土地だ。

統率の塔》という特有カードを除けば、
だいたいのカードはレガシーで禁止。
強力なカードを1枚でも使うことが出来る事は楽しさにつながる。
やはりEDHの世界は1枚制限が楽しさを飛躍的に上げている部分があるのがわかる。

統率の塔》を選ばなかったら、
渦まく知識》あたりがランクインしそうだなぁなんて考えていた。
この《渦まく知識》はヴィンテージで制限カードだ。

「EDHで《渦まく知識》なんて、
 ライブラリーの枚数考えたら、
 採用する事さえ疑問視される」
という意見を見ることがあるが、
そんな事はない。
どんな状況からも3枚の手札変化がありえるものが弱い理由にはならない。
フェッチランドを考えると可能性の大きさは他のカードの比ではない。

そしてこういったカードの強い弱いの話題+EDHの話題の時にいつも思うのだが、
「禁止から解禁されたとしても、
 こういった強いカードのランキングには入れないんだろうなぁ。」
というカードがEDHの禁止カードリストにはいくつかある。
だいたいにおいて、
合同勝利》と《師範の占い独楽
生命の律動》と《師範の占い独楽
クルフィックスの預言者》と《師範の占い独楽
どっちが弱い?
と聞かれて、
「うん、《師範の占い独楽》って弱いよね。」
と答える人はまずいない。
禁止すべきカードは《師範の占い独楽》のほうが筆頭なのでは?
と多くの人が思うところではないだろうか。

このEDH版パワー9は数年してもそれほど大きく変化しない気がする。
この9種の中から禁止になってしまうカードが出た時は、
こらむを書き直してみるのも面白そうだ。
いくらなんでも《統率の塔》は禁止にならないだろう。

ではまた。



記事作成日:2019/05/30



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