禁止/解禁してもいいと思うカード

平素より当店のこらむをご愛読いただきありがとうございます。
現在、店主多忙につき、『店主の非日常2』の執筆が停滞しております。
そのため、店主が書き溜めていた別こらむを掲載いたします。
投稿を楽しみにしてくださっている読者の皆様、大変申し訳ございません。
これからも当店のこらむをよろしくお願いいたします。

 スタッフ一同

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ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

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禁止改定がありましたが、
「これは解禁/禁止してもいいんじゃないの」
と思われるカードはありますか?
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スタンダードは新セットで環境が変わる。
ここで書いても、新セットが出てしまえば意見が変わりやすいのでパス。
モダンについても根本的に禁止と解除がそこそこに回数があり、
結構環境が変わる事が多いのでこれまたパス。

オールドスクールはチャネルファイアボールルールと、
元祖ルールで結構ルールが違うため、
ここでは特に書かない事にする。
今後、オールドスクールのルールがどちらかが主流となり、
もっと安定した環境になってから考えたほうが良さそうだ。

というわけで、ヴィンテージ、レガシー、EDHでお話を。

●ヴィンテージで解禁してもいいんじゃない?と思うカード。

思案/Ponder
Ponder

確かにこのカードは強いのだけれども、
そこまで意固地になって1マナのドロー呪文を制限しなくても、という感じがする。
渦まく知識/Brainstorm》や《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》は仕方ないにしても。

面白そうだから解禁したいというカードなら、

Chaos Orb
chaosorb

ルールが面倒になるので、
起動を

タップ、1マナ+《Chaos Orb》生け贄:対象のパーマネント1つを破壊。

にする・・・というのはやりすぎだろうか。
どうしても競技ルールの中では、
カードを空中から落とす行為へのトラブルが懸念されてしまうので、
可能な限りそういった不確定要素を消すならこのくらいだろうかと。
やりすぎ感はあるけれども、
そもそも昔のカードはルール改定により、
根本的にカードに書いてあるテキスト通りのルールでなくなっている事もある。
なので、このくらいやってもいいのでは?という期待をしてしまう。
ただ、さすがに強いので1枚制限で。

●ヴィンテージで禁止または制限してもいいんじゃない?と思うカード。

ちょっと考えてみたけれども1枚も思いつかなかった。
「実はヴィンテージって案外バランスがとれているなぁ。」
なんて思ってしまった。

●レガシーで解禁してもいいんじゃない?と思うカード。

ちょっと考えてみたけれども1枚も思いつかなかった。
「実はレガシーって案外バランスがとれているなぁ。」
なんて思ってしまった。

●レガシーで禁止してもいいんじゃない?と思うカード。

ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
Lion's Eye Diamond

渦まく知識/Brainstorm
Brainstorm

どちらもヴィンテージで制限をかけられるカードなのに、
レガシーで全力4枚投入可能という環境は良いのだろうか?
と疑問になる。

●EDHで解禁してもいいんじゃない?と思うカード。

クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
Prophet of Kruphix

何もしてないのに禁止された可哀想な1枚。
禁止された理由が
「なんかこいつ危なそうだからとりあえず禁止してみた。」
だというのだから呆れる。
嘘でしょ?と思う人もいそうだが本当の事だ。
いくらなんでもこの理由は可哀想だ。
許してあげてほしい。

合同勝利/Coalition Victory
Coalition Victory

これが解禁されたからといって、
環境に大きな変化をもたらすカードではないはず。
だいたいこのカードは撃たれた時に対応して、
勝利条件を1つでも潰せば空打ちになってしまうのだ。
撃たれて勝利されるならそれはそれで皆が、
「おお、よく頑張ったね、おめでとう。」
で終わるような平和なカードだと思うのだが。
EDHの禁止を決めている人はこのカードのコストが目に入らないのだろうか。
指定コスト5個の8マナソーサリーは禁止する程のカードだと真剣に思うなら、
そいつは眼科以外の病院へ行くべきだ。

生命の律動/Biorhythm
Biorhythm

これを撃たれて死ぬプレイヤーはだいたいコンボデッキなので、
あまり気にしなくても良いと思われる1枚。
ついでにこのカードのコストも前述の《合同勝利》と同じ8。
この呪文より軽くて危ないカードはいくらでもあるだろうに。
これを撃つデッキは自分がクリーチャーを入れていなければ、
自身がこれで死んでしまうのだから、
そういった点を考えてもバランスブレイカーにならない気がするのだが。

●EDHで禁止してもいいんじゃない?と思うカード。

トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest
悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master
アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson
生き埋め/Buried Alive
背信のオーガ/Treasonous Ogre
パラドックス装置/Paradox Engine
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
変幻の大男/Protean Hulk


このカード達に禁止すべき理由の説明はいらなそうなので割愛。

それから共闘ジェネラル全般。
禁止してもいいんじゃない?
という話よりも、
EDHのルールを勝手に捻じ曲げられる事が不愉快。
EDHの遊び方はもともとがカジュアルのもので、
公式の立ち場がそれに介入してきた。
カジュアルでこれほどに世界的に認められた遊び方に成長したものを、
公式が下手な介入をして世界観を壊されるのはあまり気分が良くない。
1枚のジェネラルと99枚のデッキというものから、
2枚のジェネラルと98枚のデッキを押し付けられる感じは好きになれなかった。

絶対に解禁されないだろうけれども、
解禁されたら一度は撃ってみたいカードは《天秤/Balance》。
白単以外のデッキで大活躍してしまいそうなので、
おそらく禁止解除される日は来ないと予想している。
でもEDHでぶっ放してみたいカード。
もし撃てたら2マナで何枚のカードを潰せるんだろう、このカード。

以上。
こうしてみるとレガシーとヴィンテージはバランスを考えているんだなぁとわかる。
EDHはお国柄の影響もあって禁止や解除に対しての考え方も違うのだろう。
「このカード禁止解除しても危険性無いから許してあげて。」
と思うものについては本当に許してあげてほしい。
そんなに目くじらを立てるほど危ないカードではないと思う。
それより危ないカードは山程ある世界なのだし。

あと、おまけとしては、
ヴィンテージのところに書いていた、
「そもそも昔のカードはルール改定により、
 根本的にカードに書いてあるテキスト通りのルールでなくなっている。」
という点から考えると、
いつか「アンティに関するカード」について、
アンティ部分を無くして、カードテキストを見直して、
なんとか使えるようになったら嬉しいのだが、
さすがに難しいだろうか。

なお、個人的に一番解禁を望むカードは、
EDHの《合同勝利》。
いつか解禁されて欲しい。

ではまた。



記事作成日:2018/10/24



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