今まで出会ったコレクターのお話。

ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

———————

今まで出会った、変わったコレクターさんの話があれば教えてください。
変わったものを集めている話が聞いてみたいです。

———————

このお話、意外と難しい。
何せ現役の
「この人は人が驚くカード資産持っているぞ!」
「この人は特定カードをこんな数持っているぞ!」
と言える人が案外といない。
いないと言うより、
コレクターが表に出てこない(出て行きにくい)時代になってしまっている感がある。
昔は特定カードをひたすら集める人が、
ネットで情報交換をして、
「この人はすごい人だ!」
といった情報もあったのだが、
今はそういう人が激減してしまった。
非常に残念である。
競技だけがMTGじゃないんだぞ!
と声を大にして言いたいところだ。

さて、そんなコレクターの方々を

・引退者または消息不明者。
・現役でMTGをやっている人。

に分けてお話をしてみたい。

まず、昔の方だと、

・《Vesuvan Doppelganger》を沢山集めながら、
βのコンプリートに手を出したコレクターのドッペルさん。

現在消息不明。

・《Splendid Genesis》等を持ちパワー9もそこそこに持っていたが、
そのカード達のほとんどを十数年後、Cardshop Serraに託したコレクターTさん。

昔はよく情報交換をしたコレクターの一人だった。
引退後もまだ連絡可能な御方。

・お店を経営していたが、
非公式エキスパンション「みだらえいじ」をCardshop Serraの店主に託し、
ほぼ引退したコレクター兼お店オーナーのミューさん。

「みだらえいじ」は全部で何種類あるのかすらわからない。
コレクターとして目標の一人だった御方。

・MTG黎明期に活躍したコレクターの黒蓮さん。
今はほとんどのコレクションを手放してしまったとか。
サインの入った《Black Lotus》に向かって、
「誰だ、俺の《Black Lotus》に落書きをしたやつは。」
という一言は名言。
上記のミューさんともどもコレクターとして今も尊敬している一人であり、
当時目標であった一人。

・《ダクムーアの女魔術師/Dakmor Sorceress》を集めつつ、
何処かの店主に対抗して《セラの天使/Serra Angel》を集めていたコレクターNさん。

現在消息不明。

・ガーゴイルと名のつくカードをひたすら集めていた、
通称:ガーゴイル大佐。

今でもお付き合いはあるもののMTG引退済み。
一番好きだったカードは《Ivory Gargoyle》。
MTG黎明期の静岡県を盛り上げてくれた一人。
この人がいなかったら自分は大会を主催しなかった。

・《島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius》を集めていた人。
最終的に何枚まで行ったのか不明だが、
なんとサマー版まで持っていた。
現在消息不明&名前も忘れてしまった。

・《リバイアサン/Leviathan》を集めていた人。
所有枚数2000枚超え。
アルバムを見せてもらった時は圧巻だった。
現在消息不明。

・《笑む猫、憲太郎/Kentaro, the Smiling Cat》を集めていた人。
もちろん本名はケンタロウだった。
そういえば最終的に何枚だったのだろう。
今も集めているのだろうか。

・《ケイ・タカハシ/Kei Takahashi》を集めていた人。
以下略。
語る必要などあるまい。
アーイシャ・タナカ/Ayesha Tanaka》を集めている人には出会った事が無い。
日本に一人くらいいそうなものだが。

・《思考の色/Thoughtlace》、《純粋の色/Purelace》《混沌の色/Chaoslace
死の色/Deathlace》、《生命の色/Lifelace》の5種、
β版から第四版までにあるハイパーガッカリレアを合計1000枚以上持っていた人。

現在消息不明。
余談になるが、βやアンリミのパックを開封して、
この「○○の色」シリーズを引くと一ヶ月は立ち直れないと言われている。

・《ゴブリンの王/Goblin King》を集めていた人。
所有枚数1000枚超え。
通称:キング・オブ・ゴブリンキング。
現在消息不明。
通称名がかっこよすぎる。
語呂の良さがあまりにも良い。
セラの天使》集めている程度じゃなれない語呂の良さ。

・《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》を集めていた人。
Cardshop Serraからサマー版も買っている。
多分今もMTGを続けていると思うが消息不明でもある。

・海外の知り合い。会った事はないが取引をした事はある人。
ミドルエイジをコンプリートしていた化け物コレクター。
なおかつα版の《孤島の聖域/Island Sanctuary》を、
おそらく世界一持っている人だった。
話によると刷られた枚数の1割以上を一人で所有していたとか。
現在は連絡を取る方法が無いので消息不明。

——————————

現役ですごい人。

・《アラジンのランプ/Aladdin’s Lamp》を1000枚以上持っている友人。
たまにうちの在庫の《アラジンのランプ》を全滅させる。
サマー版すら持っている猛者。
MTG歴は二桁、ヴィンテージもプレイ出来る剛の者。

・《大気の精霊/Air Elemental》を888枚持っている友人。
集めているのはαから第四版までの絵が中心。
α、β、サマーを全てPSA鑑定済み。
MTG歴は二桁、これまたヴィンテージもプレイ出来る剛の者。
βのスターターを開封した事のある希少な経験を持つ。

・《ギトラグの怪物/The Gitrog MonsterEDHデッキ紹介のデッキを作った友人。
アラビアンナイト~レジェンドのカードはそこまで無いらしいが、
大半のセットをコンプリートで持つため、
組めないデッキがほとんど無い。
(パワー9は1枚ずつ所有。)
ある程度のセットについてはブースターパックすらコレクションしている。
MTG歴は二桁、これまたヴィンテージもプレイ出来る剛の者。
何よりも一人でMTGを始めた相当な変わり者(褒め言葉)である。

・うちの在庫の《Sorrow’s Path》を毎回全滅させる謎の人。(372枚所持)
アルバムがいっぱいになったので、
現在は収集を一時ストップしているらしい。
Sorrow’s Path》をキーカードにしたデッキで大会に出場したこともあるとか。
アンリミテッドのパワー9一式など、
Sorrow’s Path》以外のカードも色々と持っているらしい。

・《黙示録/Apocalypse》を大量に集めている人。
枚数は不明だが確か以前に聞いた時に1000枚に到達したような話をした。
ヴィンテージ大好きな人なので、
ヴィンテージの世界では知っている人も多い。
昔からお付き合いのある御方。
数年会っていないが現役である事はfacebookで確認済み。

・β版《Black Lotus》PSA9とSplended Genesisを持つ友人。
ちなみに、β版《Black Lotus》PSA9を購入する際に、
「デッキで使う用に《Black Lotus》もう1枚ください。」
と言った冥府魔道に堕ちた大魔道士である。
ヴィンテージのだいたいのデッキは組める魔人。
静岡県外に住んでいるのだが、
Black Lotus》を買うためだけにCardshop Serraまで来て、
その時以来仲良くなった御方。

・超エラーカードコレクター。
アルビノ、ワイバーンバック、印刷ズレ各種、
エラーカードの知識と量なら店主を超えている。
日本のエラーカード王だと思われる。
一般的なMTGプレイヤーとは違うものの、魔人と呼べる一人。
魔人だが、何年セットランドしていないかわからない。

・以前に二度お会いした事がある、αのコンプリートを持つ人。
会話から察するにオールドスクールくらい余裕で組めそうな人だった。
αのコンプリートだけでなく、
その会話をした当時までの全セットを一応コンプリートしているようだった。
驚きはパワー9を合計50枚近く持っているという話。
この所有枚数、日本一では?
a lot P9

–最強–

・海外の友人でαのコンプリートをPSA9以上の平均値で持つ人。
会った事がある人の中で一番凄まじい資産を持っている。
店主の人生でα版《Black Lotus》PSA10を生で見たのはこの人のものだけ。
未開封のαのスターターすら1つ(ボックスではない。)持っている。
他にも「え?」と思うようなコレクションを持っている。
魔人を超えて魔王の称号を与えたいくらいにレベルが違うコレクター。
到底、Cardshop Serraの店主ごときでは敵う相手ではない。

このαの魔王は、店主と会った時に、

店主「自分はβ版のPSAでコレクションをしているんだ。」
魔王「おう、すごいな。βは高いからなぁ。俺は手出してないんだよ。」

というアメリカンジョークをぶっ放す御方である。
この魔王は最近のカードにあまり興味が無いような事を言っていて、
おそらくなのだが、
プレインズウォーカーというカードタイプのカードを1枚も持っていないと思う。
でもCardshop Serraの店主ごときの資産では足元にも及ばない。
別格中の別格の存在。

全然関係ないが、彼の自家製スモークサーモンは美味しかった。
彼のコレクションをもう一度見たい気持ちもあるが、
それよりスモークサーモン食べさせてくれ。

ああ、なんかスモークサーモンの話なんか書いちゃったら、
お腹減ってきたし、
このへんでこらむ書くのストップして何か食べてこよう。

ではまた。



記事作成日:2018/09/25



記事のカテゴリー

他の「コレクターな話」記事

他の「質問箱」記事