オールドスクール – デッキ紹介その2(黒単)

今回のデッキはCardshop Serraのスタッフのデッキ。
店主がオールドスクールのデッキを組んだ時に、
触発されて一緒に始めた一人。
ルールはチャネルファイアボールルール。

Old School Mono Black

-クリーチャー19枚-
4《アーグの盗賊団/Erg Raiders
4《Order of the Ebon Hand
4《惑乱の死霊/Hypnotic Specter
4《巨大戦車/Juggernaut
2《Juzam Djinn
1《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire

-インスタント6枚-
4《暗黒の儀式/Dark Ritual
2《恐怖/Terror

-ソーサリー10枚-
1《Demonic Tutor
1《生命吸収/Drain Life
4《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
4《陥没孔/Sinkhole

-アーティファクト5枚-
1《Mox Jet
1《Black Lotus
1《太陽の指輪/Sol Ring
2《Aeolipile

-土地20枚-
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory
16《沼/Swamp

サイドボード
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
1《黒の万力/Black Vise
4《麻痺/Paralyze
2《Aeolipile
2《恐怖/Terror
2《Gate to Phyrexia
2《Oubliette
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デッキの構成は昔ながらの黒単とでも言うべきか。
精神錯乱/Mind Twist》が入っていない理由は、
Unlimited版を持っていなかったからとのこと。
作るからには純正(Revised以降の再録を入れない。)で行きたかったからだそうだ。
ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》が無いのも同じ理由だそうだ。
Chaos Orb》も同様。
持っているなら入れたかったと言っていた。
なにせこのままだとアーティファクトとエンチャントに一切触れない。
ネビニラルの円盤》が2枚くらいは欲しい。

ちなみにオールドスクールの構築だと、
どうしてもカードプールに1マナの優秀生物が少ない。
黒単で作る場合だと、
Stone-Throwing Devils
という生物がいる。
能力は

Stone-Throwing Devils
Stone-Throwing Devils
コスト:黒
クリーチャー デビル(Devil)
先制攻撃
1/1
コモン

これだけ。
ツンドラ狼/Tundra Wolves》の黒バージョンと言ったほうが馴染みがありそうだが、
実は《Stone-Throwing Devils》のほうが先に出ている。
ツンドラ狼》はレジェンドが初出。
Stone-Throwing Devils》は一度も再録された事がないので、
アラビアンナイトにしかいない。
そのためコモンカードなのだがちょっとだけ高い。

このデッキに限った話ではないが、
純正にこだわらない構築であれば、
案外とお金をかけずに構築可能。

このデッキ内でどうにもならない程の高額カードは、
1《Mox Jet
1《Black Lotus
2《Juzam Djinn
の合計4枚のみ。
これらのカードは値段が尋常ではない。
ただし、無いなら無いで他のカードを入れて戦えば良いだけの話。

お安く、そして再録含めてお手軽プランならば、

-クリーチャー20枚-
4《黒騎士/Black Knight
2《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches
4《アーグの盗賊団/Erg Raiders
4《Order of the Ebon Hand
4《惑乱の死霊/Hypnotic Specter
2《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire

-インスタント6枚-
4《暗黒の儀式/Dark Ritual
2《恐怖/Terror

-ソーサリー6枚-
1《精神錯乱/Mind Twist
1《生命吸収/Drain Life
4《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach

-アーティファクト1枚-
1《太陽の指輪/Sol Ring

-エンチャント7枚-
4《不吉の月/Bad Moon
3《麻痺/Paralyze

-土地20枚-
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory
16《沼/Swamp

サイドボードは省略。
—————-

開き直って格安にするのなら、

ミシュラの工廠》→《
精神錯乱》→《恐怖》か《麻痺
太陽の指輪》→《クォムバッジの魔女

お好みで《邪悪なる力/Unholy Strength》4枚投入も悪くない。
1枚だけなら《夢魔/Nightmare》も面白い。

格安プランだと、
フォールン・エンパイア
第4版(+クロニクル)
のみで構築可能。

高いカードも無いに等しく、
お財布にとても優しい。
下手なスタンダードよりも安く作れるはずだ。

オールドスクールというのは、
純正で組もうとするとヴィンテージプレイヤーですら難しい事があるが、

・再録カードで構築
・パワー9クラスの一部強力カードを諦める

という条件で組んだ場合、
スタンダード、モダン、レガシーよりも簡単に組めてしまったりする。
2色以上だとデュアルランドが欲しくなるのはどうしようもないが、
「ちょっとやってみようかな。」
というくらいの軽い気持ちで始めてみても悪くない。
思ったよりも新鮮な世界を楽しめる事を含めて、
オールドスクールはもう少し普及して欲しい。
それと、久しぶりにくらうマナバーンが面白い。
(マナバーン:使わなかったマナがフェイズ終了時にライフ損失になるルール。
昔はこれが当たり前だった。)

オールドスクール(チャネルファイアボール)は

・基本セット第8版より前に発売されたカードのみ使用可能
・「使用可能セット」に収録されたカードと同じイラストのカードのみ使用可能

というルールなので、
実際のところ、純正にしたいと思うのはただのコレクター魂。
再録されていて同イラストであるカードであれば、
1番安いところを揃えれば構築可能。

重要な事はただ1つ。
やってみることだけ。
EDH、レガシー、ヴィンテージ、
そしてオールドスクール、
これらはCardshop Serraが特に推している遊び方。
その理由はこの4つの全てに共通している。

「せっかく世界最高のゲームに出会えたのだから、
 その世界最高のゲームの中の、
 最古のカード達を使う遊び方を味わわないなんてもったいない!
 だからやってみて!」

この一言に尽きる。

ではまた。



記事作成日:2018/07/26