EDHデッキ紹介その103(Keranos, God of Storms/嵐の神、ケラノス)

今回のデッキ紹介は青赤の神様。
と言っても、
最近発売された破滅の刻の《蝗の神/The Locust God》ではなく、
嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms》のほう。

Keranos, God of Storms
Keranos, God of Storms/嵐の神、ケラノス
コスト:3青赤
伝説のクリーチャー エンチャント 神(God)
破壊不能
あなたの青と赤への信心が7未満であるかぎり、
嵐の神、ケラノスはクリーチャーではない。
あなたの毎ターン、あなたが最初に引くカードを公開する。
これによりあなたが土地カードを公開するたび、カードを1枚引く。
これによりあなたが土地でないカードを公開するたび、
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。
嵐の神、ケラノスはそれに3点のダメージを与える。
6/5
神話レア

殴って良し、殴らなくても良しの、
なかなかに出来る男。
(神様の性別は知らないが多分男。)
信心7以上にならないと殴れないが、
5マナ6/5は弱くない。
信心7以上になって殴り始めると、
案外とジェネラルダメージ21点も狙いやすい。
が、エンチャントのままであれば、
剣を鍬に/Swords to Plowshares
流刑への道/Path to Exile
などの単体追放呪文を撃たれないので、
一度着地すると除去されにくい強さがある。
放っておいても毎ターン何か仕事をするので、
信心7以上にならないほうが良い状況もある。
エンチャントを追放する呪文など、
EDHでは採用している人が多くないため、
除去する方法が限られている事はとても大きい。
間違ってもEDHで《神討ち/Deicide》を採用している人などまずいないはずだ。
少なくとも100人以上と対戦してきた自分でも、
これを撃っている光景だけは見たことがない。

ジェネラル:《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms

-クリーチャー12枚-
粗石の魔道士/Trinket Mage
遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance
火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind
鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius
ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas
ウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkite
玉座の災い魔/Scourge of the Throne
ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant
Thunder Dragon
海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite

-インスタント15枚-
否定の契約/Pact of Negation
秘儀の否定/Arcane Denial
神秘の教示者/Mystical Tutor
意志の力/Force of Will
Mana Drain
大あわての捜索/Frantic Search
誤った指図/Misdirection
呪文貫き/Spell Pierce
渦まく知識/Brainstorm
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
精神的つまづき/Mental Misstep
差し戻し/Remand
遅延/Delay
逆説的な結果/Paradoxical Outcome
煮えたぎる歌/Seething Song

-ソーサリー17枚-
Timetwister
時のらせん/Time Spiral
時間のねじれ/Time Warp
時間操作/Temporal Manipulation
荊州占拠/Capture of Jingzhou
永劫での歩み/Walk the Aeons
意外な授かり物/Windfall
定業/Preordain
呪文ねじり/Spelltwine
ミジックスの熟達/Mizzix’s Mastery
思案/Ponder
ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
Wheel of Fortune
精神の願望/Mind’s Desire
汚損破/Vandalblast
ドラゴンの嵐/Dragonstorm
親身の教示者/Personal Tutor

-エンチャント4枚-
熱情/Fervor
龍の大嵐/Dragon Tempest
リスティックの研究/Rhystic Study
パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros

-アーティファクト19枚-
太陽の指輪/Sol Ring
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
サファイアの大メダル/Sapphire Medallion
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chrome Mox
魔力の櫃/Mana Vault
厳かなモノリス/Grim Monolith
Jeweled Amulet
連合の秘宝/Coalition Relic
友なる石/Fellwar Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
魔力の墓所/Mana Crypt
オパールのモックス/Mox Opal
イゼットの印鑑/Izzet Signet
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice

巻物棚/Scroll Rack
パラドックス装置/Paradox Engine
思考の器/Thought Vessel
精神石/Mind Stone

-土地32枚-

沸騰する小湖/Scalding Tarn
霧深い雨林/Misty Rainforest
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
乾燥台地/Arid Mesa
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
大焼炉/Great Furnace
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
教議会の座席/Seat of the Synod
古えの墳墓/Ancient Tomb
統率の塔/Command Tower
Volcanic Island
蒸気孔/Steam Vents
滝の断崖/Cascade Bluffs
シヴの浅瀬/Shivan Reef
硫黄の滝/Sulfur Falls
精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon
魂の洞窟/Cavern of Souls
9《島/Island
4《山/Mountain


——————————
嵐の神様がドラゴンを従えて襲ってくるデッキである。
基本はジェネラル置いてコントロールするような動きだが、
アドバンテージを一定の量稼げた時には、
突然に《ドラゴンの嵐》で瞬殺を狙う。
ただし、
ストームを稼ぐ事を考えてプレイしなければならず、
みだりに1マナのドロー系呪文を連発しすぎると、
ストームの数が物足りないという事もある。
この点を見るに、
意外にプレイングは難しいのでご注意を。

単純にジェネラルを置いて、
単純にドラゴンで攻めても戦えなくはないのだが、
ドラゴンの嵐》からのドラゴン数体が強襲して瞬殺が爽快。
おおむねストーム数がそこそこであれば、
ジェネラルが信心7以上になるので、
フルパンチが非常に面白い。
特に、
玉座の災い魔
ウトヴァラのヘルカイト
を含めて全員が速攻持ちになっていると、
高確率で全員を倒せる。

また、殴った時点でも相手が倒せてしまう事も多々ある。

条件は
龍の大嵐
ヴァルカスの災い魔
ウトヴァラのヘルカイト
玉座の災い魔
なんでもいいのでドラゴン1~2体。

Dragon Combo

Dragon Tempest/龍の大嵐
コスト:1赤
エンチャント
飛行を持つクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、
ターン終了時まで、それは速攻を得る。

ドラゴン(Dragon)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。
そのドラゴンはそれにX点のダメージを与える。
Xは、あなたがコントロールするドラゴンの数である。
レア

能力をシンプルに説明すると、
飛行に速攻付与+《ヴァルカスの災い魔》の誘発型能力。

「なんでもいいのでドラゴン1~2体」
と書いてあるが、
ひとまずはデッキに入っている、
鋼のヘルカイト
竜英傑、ニヴ=ミゼット
のお二人にご登場願おう。

説明なので単純に。
龍の大嵐》が出ているところで、
ストーム4で《ドラゴンの嵐》を撃つと考えてほしい。

当然、ドラゴンを5体出す事が出来る。

最初の1体は《ヴァルカスの災い魔》で確定。
ヴァルカスの災い魔》が出た時に、
ヴァルカスの災い魔》と《龍の大嵐》の能力が誘発。
どちらも同じ能力なので、まずは1点ダメージが2回。(2点)
2回目以降は
ウトヴァラのヘルカイト
玉座の災い魔
鋼のヘルカイト
竜英傑、ニヴ=ミゼット
を適当な順番で出してOK。
書いた順に出して行ったとして、
ウトヴァラのヘルカイト》が出て、
ヴァルカスの災い魔》と《龍の大嵐》の能力が誘発。
どちらも同じ能力なので、2点ダメージが2回。(4点)
以下略で、
玉座の災い魔》の時に3点ダメージが2回。(6点)
鋼のヘルカイト》の時に4点ダメージが2回。(8点)
竜英傑、ニヴ=ミゼット》の時に5点ダメージが2回(10点)

誘発型能力だけで現時点で合計30点。
1人くらいなら倒せていてもおかしくない数字だが、
ここで《龍の大嵐》の能力、飛行に速攻付与がある。

全軍パンチでドラゴン5体が攻撃。
この時点で《ウトヴァラのヘルカイト》が誘発。
玉座の災い魔》は誘発にライフの条件はあるが誘発したとしておこう。
追加の戦闘フェイズを得つつ、
6/6飛行のドラゴン・トークンが5体登場。
1回ごとに
ヴァルカスの災い魔》と《龍の大嵐》の能力が誘発。
上記全てのドラゴン+誘発でのドラゴン・トークン1回目なので、
6点ダメージが2回。(12点)
2回目は7点ダメージが2回。(14点)
3回目は8点ダメージが2回。(16点)
4回目は9点ダメージが2回。(18点)
5回目は10点ダメージが2回。(20点)

前述のダメージとの合計は110点。
既に生きているプレイヤーがいなそうな数字だが、
殴っているドラゴン5体のダメージが
ヴァルカスの災い魔》4/4
ウトヴァラのヘルカイト》6/6
玉座の災い魔》5/5
鋼のヘルカイト》5/5
竜英傑、ニヴ=ミゼット》5/5
合計:25点。

さらに追加の戦闘フェイズでは、
速攻付与された6/6飛行ドラゴン5体が追加され、
10体のドラゴンが攻撃。
当然、攻撃時に前述の
ウトヴァラのヘルカイト
ヴァルカスの災い魔
龍の大嵐
が誘発して、
ドラゴン・トークン10体が登場してダメージが誘発。
1回目は11ダメージが2回。(22点)
2回目は12ダメージが2回。(24点)
3回目は13ダメージが2回。(26点)
4回目は14ダメージが2回。(28点)
5回目は15ダメージが2回。(30点)
6回目は16ダメージが2回。(32点)
7回目は17ダメージが2回。(34点)
8回目は18ダメージが2回。(36点)
9回目は19ダメージが2回。(38点)
10回目は20ダメージが2回。(40点)

合計:310点。

その後、攻撃で55点ダメージが入るので、

全ダメージの合計は
110+25+310+55=500点ピッタリ。

EDHでこれでも生きている人はなかなかいないだろう。
龍の大嵐》の部分は最大ダメージではこのカードだが、
熱情》や《パーフォロスの槌》での速攻付与のみでも十分にダメージが出る。

ロマン追求型にしたい人は
是非とも
火のるつぼ/Crucible of Fire
ラースの灼熱洞/Furnace of Rath
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods
を採用しよう。
ドラゴンを強化しつつ、
殴るダメージを倍化させ、
さらに壊れにくいエンチャントで信心も稼げる。
合計ダメージで100点を軽く超える事もある、
なかなかに熱い3枚である。
さらに
狂戦士たちの猛攻/Berserkers’ Onslaught
理由なき暴力/Gratuitous Violence
怒りの反射/Rage Reflection
などの採用も面白いのだが、
さすがに全て入れると重たい。
なお、《超音速のドラゴン/Hypersonic Dragon》を採用していると、
他人のターンで《ドラゴンの嵐》が撃てるので、
それもまた面白い。

コントロール重視ならば、
紅蓮地獄/Pyroclasm
火山の流弾/Volcanic Fallout
神々の憤怒/Anger of the Gods
力ずく/By Force
どの除去呪文の採用から、
ジェネラルである《嵐の神、ケラノス》が滅多な事で除去されないので、
燎原の火/Wildfire
破壊的な力/Destructive Force
抹消/Obliterate
ジョークルホープス/Jokulhaups
などのリセット系も有効。
決まればほぼ勝てる《滅殺の命令/Decree of Annihilation》も面白い。
この構成にする際はドラゴン全抜きしてストームは諦めよう。

このデッキの良いところは、
デッキの速度と強さが多少なり落ちてしまうが、
デッキの総価格3万円程度に落としても構築が出来る。
1マナのドロー系呪文とドラゴンカードはそれほど高価ではないため、
あとはケラノスさん本人と一部のカードさえあれば、
工夫次第でどうにか戦えるデッキに仕上がる。
資産差は様々とはいえ、

ドラゴンの嵐
龍の大嵐
ウトヴァラのヘルカイト
玉座の災い魔

という大ダメージを与えるためのパーツが比較的安いので、
それほど苦労せずに楽しめるはずだ。
是非一度お試しあれ。

ではまた。




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