コレクター道16

先日、とても状態の良いβ版の《Time Walk》を入手した。
この品は、

こらむ:押入れに眠るお宝たち

で書いたように、
10年以上も前に引退した方の所有していたもの。
先日とても大きな買取があり、
その中にかなり状態の良い《Time Walk》があった。
これほどの状態で押入れに眠っているとは思えない程に状態の良い品だった。
言葉通り、
「押入れに眠るお宝」
だった。

コレクター魂のカタマリのような店主は、
このβ版の《Time Walk》を迷わずPSA鑑定行きに。
結果は以下の通り、
というよりもこんなこらむを書き出した時点で、
その数値は推して知るべしというものだろう。
時間歩行
β《Time Walk》PSA10

世の中に18枚目のβ《Time Walk》PSA10が誕生。
最強のテイクターン呪文の最高状態である。

PSA10だとわかった時の自分の頭の中は、
DQ
こんな感じでファンファーレが鳴っていた。

参考までに書いておくと、
2017年の今、
β《Time Walk》のPSA8以上は

PSA10 :18枚
PSA9 :34枚
PSA8.5:6枚
PSA8 :31枚

となっている。

過去に、

こらむ:コレクター道6
(2013年4月のデータ)

で、
β《Time Walk》のPSA8以上は

PSA10 :16枚
PSA9 :33枚
PSA8.5:4枚
PSA8 :29枚

と書いているので、

PSA10が2枚
PSA9が1枚
PSA8.5が2枚
PSA8が2枚

この約4年で増えたという事だ。
数年で7枚の鑑定結果が増えている事は多いというべきなのか、
それとも少ないというべきなのかはわからない。
PSA10が2枚増えている事はかなり驚きではある。
ただ、βのパワー9の中で、
Time Walk》は一番多くPSA10が出ている。
コレクターでも案外と知らない人がいるのだが、
αやβのカードはPSA10がほぼつかないカードというものもある。
印刷とカットの工程でどうしても印刷ズレというかカットズレが起きやすく、
PSA10の基準を満たしにくいカードというものがある。
Time Walk》はそういったカードではないので、
PSA10がつきやすいというのは少々言い過ぎではあるが、
PSA10の出る確率に影響している事は間違いない。
そして、
だからと言って《Time Walk》PSA10が貴重ではないなどという事は無い。
それでもこの世にたった18枚だ。
プレイヤーの増加と引退、
鑑定されていないカードの経年劣化、
これらを考えると、
ここから数年でこのPSA8以上の鑑定結果はどれだけ増えると言えるだろうか。
もともとPSA8やPSA9でも入手難度はかなり高い。
当店でも取り扱い出来た回数など限られている程に少ない。
新しく鑑定されたものならいざ知らず、
一般的なコレクターであれば、
入手したら普通ならば手放さないため、
市場に出回る確率は当然減る。

お客様に
「βの《Time Walk》のPSA8以上を探して下さい!」
と頼まれたとしても、
完全に不可能とは言わないけれども、
「時間とお金の両方がどのくらいかかるか明言は出来ない。」
と回答するより他はない。
もちろん、他で探すよりは可能性はあるとは言えるだろう。
この点だけは国内の他店には負けない。
それはもう言うまでもなく、
他店ではやっていないPSA鑑定代行がある事と、
筋金入りのコレクターのカードショップオーナーなど、
自分以外にいないからである。

それから、話題がそれるわけではないが、
こんな機会なので是非とも

こらむ:Time Walk

を一度読んでみてほしい。
Time Walk》の良さを少しでも多くの人に知ってほしくて書いたこらむ。
書いてから10年以上もの時間が経っているが、
読む価値のあるものだと思う。

それにしても、この1枚の入手は個人的にとても嬉しい。
Time Walk》はパワー9のカードの中でも特に好きな1枚なのだ。
絵の良さ、カードの能力の爆発力。
欲しさで言えば《Black Lotus》PSA10に並ぶ。
そんな1枚がこうして手に入った事は大きい。

こらむ:コレクター道12

で、
「β《Black Lotus》PSA10やβ《Time Walk》PSA10にも、
 いつか出会える日が来るのだろうか。」
と書いていたが、
あれから数年で見事に出会う事が出来た。
まだまだこの世のどこかに眠っているお宝はあるという事だ。
続けていれば、探していればチャンスはあるという事だ。

まだ入手していないβのパワー9のPSA10にも、
いつか出会える日が来るのだろうか。
それと《セラの天使/Serra Angel》のαのPSA10と、
Time Walk》のαのPSA10も欲しい。

ではまた。