EDHをはじめよう! その6

今回も店員Tがお相手を務めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

今回は前回と同じく《EDH 1500円デッキ》の紹介です。
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前回に紹介できなかった残りのデッキを軽く説明していきます。
今回ご紹介するデッキも、内容はすべて日本語のカードで統一されています。

今回紹介するデッキのジェネラルはこちら。
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・《スラクジムンダール/Thraximundar (青黒赤)
・《カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief (黒)
・《乱動を刻む者、ノヤン・ダール/Noyan Dar, Roil Shaper (白青)
・《不屈のダガタール/Daghatar the Adamant (白黒緑)
・《潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemaker (青)
・《覇者、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, the Prevailer (白赤)
・《マローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer (緑)

前回から新たに《マローの魔術師ムルタニ》のデッキが追加されています。


それでは、各デッキを解説していきましょう。

・《スラクジムンダール (青黒赤)
デッキの色としては青黒赤ですが、メインの色は黒。
ジェネラルのパワーが強いので、
基本はジェネラルダメージ21点狙いのデッキです。

黒中心にデッキを組まれているので、
除去や墓地活用のカードがふんだんに盛り込まれています。
ジェネラルがダメージを稼ぎやすいデッキなので、
思った以上に使いやすいデッキになっています。


・《カラストリアの血の長、ドラーナ (黒)
吸血鬼クリーチャー主体のデッキ。

戦場にクリーチャー1体と大量のマナがあれば
カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief》は
そのマナに応じたパワーを得ることができます。
EDHにおいて戦場にクリーチャーが1体も出ていないことは珍しいことですので、
能力の対象にするクリーチャーには困らないでしょう。
いざという時は自分がコントロールしているクリーチャーを対象にしてしまいましょう。

マナが十全に出せるようになるまで
他のクリーチャーや呪文で対戦相手のライフを削っていき、
パワーを上げた《カラストリアの血の長、ドラーナ》でとどめを刺しましょう。
マナは使いますが、それなりにジェネラルダメージは狙えます。


・《乱動を刻む者、ノヤン・ダール (白青)
インスタントやソーサリーを唱え続けることで土地をクリーチャー化していくデッキ。
すでにクリーチャー化している土地に追加で+1/+1カウンターを乗せていくこともできます。

当然、《乱動を刻む者、ノヤン・ダール/Noyan Dar, Roil Shaper》の能力を誘発させるために
軽量のインスタント、ソーサリー呪文を多数採用しています。
基本的にクリーチャー除去対策として、
少数の土地を対象として+1/+1カウンターを乗せていくことになるでしょう。
ただの土地が巨大クリーチャーに一瞬にして化けます。
青の呪文を使い、クリーチャー化した土地をうまく守り、強化していきましょう。
呪文多めのデッキなので、難易度が少し上がりますが、
使っていてとても楽しいデッキです。


・《不屈のダガタール (白黒緑)
ジェネラルである《不屈のダガタール/Daghatar the Adamant》自身は
白マナのみで唱えることができますが、
能力の起動コストとして黒緑マナが指定されているため、
デッキとしては白黒緑のアブザンカラーとなっています。

デッキ構成も+1/+1カウンターの運用を主眼に置いています。
色々なカードで+1/+1カウンターが使えるように構築されており、
戦い方にも選択肢がいくつも見られて楽しいデッキです。
マナに余裕を持たせ、《不屈のダガタール》の能力を構えておけば、
常にコンバットトリックを使える状態であるのと同じことです。
攻めにも守りにも安定した戦い方ができるでしょう。


・《潮汐を作るもの、ロートス (青)
リバイアサンやクラーケンといった海の怪物が主体のデッキ。
これらに絡みつかれたパーマネントは
容易にはアンタップせず、対戦相手は身動きが取れなくなります。
マナコストが非常に重いカードぞろいな分、
パワータフネスも能力も重量級です。

ちなみにこのデッキは非常に好評で、
販売を開始して即座に売り切れました。
補充をする予定ですが、
在庫0でもお問い合わせ下されば注文対応可能です。
それにしても、
日本人は本当に海産物が好きですね。
これが一番売れ残るのではないかと思っていたのですが、
まさか一瞬で売り切れるとは思いませんでした。


・《覇者、ジョー・カディーン (白赤)
マナアーティファクトにアーティファクトクリーチャーに加え、
装備や機体などのアーティファクトが数多く採用されたデッキです。
カラデシュのブロックが出てからデッキが構築しやすくなりました。
機体が登場してくれた事で安くて強いデッキが作りやすくなりました。

金属術を達成していない状態で《覇者、ジョー・カディーン》が
戦場に出てくることは珍しいでしょう。
パワーの全体強化というシンプルな能力ですが、
戦闘におけるダメージレースとなった場合、
このデッキの苛烈な攻撃はなかなかにしのぎ難いものでしょう。
お金をかけたEDHデッキでは0マナのマナアーティファクトを採用する事が多いですが、
さすがにこのデッキには入っていません。1500円ですので。
ただし、1500円とは思えないほどのパワーとバランスで構築されていると思います。


・《マローの魔術師ムルタニ (緑)
多人数戦であるEDHにおいて、
このジェネラルのパワー及びタフネスが小さくなることはまずありません。
プレイヤー全員が手札を使い切っている状況など中々見られないでしょう。
全員の手札の平均が4なら16/16、
平均が3なら12/12、平均が2まで減っても8/8です。
この数字から考えれば攻撃が通ると2~3回でジェネラルダメージ21点に到達です。

また、このデッキには他の緑の伝説のクリーチャーがオマケ程度に入っており、
そちらと入れ替えて楽しむ事も出来るようになっています。
店員Tの私見ではありますが、
単純にデッキがよく回るという点を含めて、
このデッキは現時点での1500円デッキでは最高クラスだと思いました。

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以上です。

EDHで遊んでみたいけれど、
いきなり構築するのは難しいなと思っている方は
まずはこれらのデッキで遊んでみてはいかがでしょうか。
Cardshop Serraのボスが作るデッキですので、
入門用として不足はないでしょう。
友人へのEDH布教用にも悪くないデッキだと思います。
お客様の中には、
4人で1つずつ買って始めるというグループもありました。

また、ざっとデッキ内容を眺めてみるだけでも
EDHのデッキ構築や戦術の勉強になることでしょう。
特にマナ基盤に関しては土地、マナアーティファクトの
バランスが非常に完成されています。

他のデッキを使ってみたいと思い始めたら、
自分が使ってみたい色のデッキを参考にして
自分のデッキを組んでみてもいいでしょうし、
これらのデッキを自分なりに改造してみても良いでしょう。

EDH 1500円デッキ》の内容を
個別にもっと詳しく知りたいという方がいましたら、
当店にお気軽にお問い合せ下さい。
私より詳しいマジックジャンキーたちが細かく解説をしてくれることでしょう。


次回、”EDHをはじめよう! その7”は
マリガンについてのお話を予定しています。
ここからは、EDHを実際にプレイしていくお話です。

では、次回もよろしくお願いします。
店員Tでした。