EDHデッキ紹介その83(The Gitrog Monster/ギトラグの怪物)

今回のデッキ紹介は、
ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》。
イニストラードを覆う影の神話レアにして、
初の伝説カエル。
EDHデッキ紹介その54で、
歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels
のデッキを作ってくれた人のデッキ。
この人の作るデッキはアイデアが良い事が多く、
見ていてかなり勉強になる。

The Gitrog Monster
The Gitrog Monster/ギトラグの怪物
コスト:3黒緑
伝説のクリーチャー カエル(Frog) ホラー(Horror)
接死
あなたのアップキープの開始時に、あなたが土地1つを生け贄に捧げないかぎり、
ギトラグの怪物を生け贄に捧げる。
あなたの各ターンに、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
1枚以上の土地カードがいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、
カードを1枚引く。
6/6
神話レア

5マナ6/6接死持ちと、
まずまずのパワーとタフネスと能力。
アップキープのデメリットも、
自身で半分以上解決しているうえに、
踏査》がついているので、
速度が落ちない点も優秀。
単純に見ても
5マナで6/6、
能力はデメリット1つ、メリット3つで、
デメリットをある程度メリットで緩和出来るので、
能力的にかなり強い部類。

一応気をつけるべき点は、
4つ目の能力が「1枚以上の土地カード」が誘発条件であるため、
同時に2枚以上の土地カードが墓地に置かれても誘発は1回。
つまり《ハルマゲドン》で誘発1回。
とはいえ、
能力の誘発が戦場から墓地とは書いていないので、
どこから墓地に落ちるでもOKという強みもある。

デッキは以下。

ジェネラル:《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster

-クリーチャー21枚-
森を護る者/Sylvan Safekeeper
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
野生の雑種犬/Wild Mongrel
首絞め/Noose Constrictor
水蓮のコブラ/Lotus Cobra
ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
ロッテスのトロール/Lotleth Troll
Elvish Spirit Guide
再利用の賢者/Reclamation Sage
ウッド・エルフ/Wood Elves
迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking
ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder
永遠の証人/Eternal Witness
臭い草のインプ/Stinkweed Imp
無慈悲な処刑人/Merciless Executioner
ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord
叫び大口/Shriekmaw
アルゴスの庇護者、ティタニア/Titania, Protector of Argoth
ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre

-インスタント8枚-
自然の要求/Nature’s Claim
有毒の蘇生/Noxious Revival
暗黒の儀式/Dark Ritual
納墓/Entomb
吸血の教示者/Vampiric Tutor
暗黒破/Darkblast
内にいる獣/Beast Within
未知な領域/Realms Uncharted
四肢切断/Dismember

-ソーサリー10枚-
カラスの罪/Raven’s Crime
新たな芽吹き/Regrowth
花盛りの夏/Summer Bloom
秋の際/Edge of Autumn
ガイアの祝福/Gaea’s Blessing
壌土からの生命/Life from the Loam
Demonic Tutor
木霊の手の内/Kodama’s Reach
死の雲/Death Cloud
見事な再生/Splendid Reclamation

-エンチャント10枚-
調和の中心/Concordant Crossroads
踏査/Exploration
森の知恵/Sylvan Library
適者生存/Survival of the Fittest
動く死体/Animate Dead
忘却の冠/Oblivion Crown
ゾンビの横行/Zombie Infestation
資源の浪費/Squandered Resources
ネクロマンシー/Necromancy
ドライアドの歌/Song of the Dryads

-アーティファクト14枚-
Jeweled Amulet
水蓮の花びら/Lotus Petal
金属モックス/Chrome Mox
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
Mana Crypt
ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
太陽の指輪/Sol Ring
魔力の櫃/Mana Vault
精神石/Mind Stone
ゴルガリの印鑑/Golgari Signet
友なる石/Fellwar Stone
厳かなモノリス/Grim Monolith
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
世界のるつぼ/Crucible of Worlds

-プレインズウォーカー2枚-
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker

-土地33枚-
Bazaar of Baghdad
古えの墳墓/Ancient Tomb
Bayou
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
やせた原野/Barren Moor
陰謀団のピット/Cabal Pit
魂の洞窟/Cavern of Souls
統率の塔/Command Tower
ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
ドライアドの東屋/Dryad Arbor
ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium
ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm
湿地の干潟/Marsh Flats
霧深い雨林/Misty Rainforest
草むした墓/Overgrown Tomb
汚染された三角州/Polluted Delta
露天鉱床/Strip Mine
平穏な茂み/Tranquil Thicket
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
不毛の大地/Wasteland
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
森林の墓地/Woodland Cemetery
4《沼/Swamp
4《森/Forest


—————————–
デッキの構成としては、
ジェネラルありきの無限狙い。

条件は
ジェネラル
ダクムーアの回収場
が必須で、
野生の雑種犬
首絞め
忘却の冠》をエンチャントしたクリーチャー
(ジェネラルにつけるでOK)

説明のためにここでは《首絞め》で。
ジェネラルと《首絞め》が出ている状況で、
ドローをする際に、《ダクムーアの回収場》を発掘。
ライブラリーから2枚カードが落ちる。
この時に土地カードが落ちた場合は、
ドローが誘発するが、
別に誘発しなくても無限は決まる。
ダクムーアの回収場》が手札に戻ったら、
首絞め》の能力で捨てる。
土地が墓地に落ちたのでジェネラルの能力が誘発。
当然これを《ダクムーアの回収場》発掘。
以下繰り返しでライブラリーを引き続けられる。
途中で《無限に廻るもの、ウラモグ》を捨てれば、
自動的にライブラリー回復。

無限ドロー&ライブラリー回復成立後、
水蓮の花びら
ライオンの瞳のダイアモンド
花盛りの夏》+《資源の浪費
このどれかの手段で無限マナ。

無限ドロー&無限マナ成立後、
・《カラスの罪》回顧でプレイし対戦相手の全手札を破壊。
・《ドライアドの歌》+《花盛りの夏》+《露天鉱床》でほぼ全てのパーマネント破壊。
・《内にいる獣》+《無慈悲な処刑人》でほぼ全てのパーマネント破壊可能
・《ゾンビの横行》で無限ゾンビ。

という形でライブラリーにあるシステムを好き放題プレイ可能。
相手のパーマネントを追放したい場合は、
絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger
を採用しておけば良い。
生け贄に捧げる方法はあるので、
何度も《絶え間ない飢餓、ウラモグ》をプレイすれば良い。
決まれば色々な手段で相手のパーマネントが消し飛ぶため、
ここに書いてあるだけではない方法もいくつかあるうえに、
採用するカードを少々変えるだけでも勝ちパターンが変わる。

また、
瞬間的に全員を倒す手段では、
首絞め》や《野生の雑種犬》を無限強化可能なので、
これを《ゴルガリの死者の王、ジャラド》でシュート。
2億/2億くらいの《野生の雑種犬》を投げつければOK。

1人倒すだけなら《忘却の冠》をジェネラルにつけてパンチ。

と、ここまでは無限が確実に成立する条件。
条件としては《ダクムーアの回収場》が必須に近いとはいえ、
他の発掘カードでも十分仕事をしてくれる。
発掘中に土地カードが落ちたり、
ダクムーアの回収場》が落ちたらその時点でも、
良い確率で無限モードに到達する事は多い。
輪作
森の占術
まで入れておけばさらに安定力も高まるだろう。

このデッキの一番のキーパーツは《Bazaar of Baghdad》。
これの有る無しでデッキの強さが桁違いに変わる。

面白い1枚はこのカード。
見事な再生》という異界月のレア。
このカードの効果は、

Splendid Reclamation
Splendid Reclamation/見事な再生
コスト:3緑
ソーサリー
あなたの墓地からすべての土地カードをタップ状態で戦場に戻す。
レア

発掘で墓地に落とした大量の土地が戻ってくるため、
これ1枚でかなりのアドバンテージを稼げる事が多い。
このカードは「基本土地を戻す」などとは書いていないので、
墓地にある土地がなんであろうとも戻る。
加えて、《資源の浪費》との相性が良く、
タップ状態で戻った土地を生け贄に捧げてマナを出せば、
この呪文を撃ったターンでも動ける。
全土地を生け贄に捧げてマナを出して、
永遠の証人》をプレイして《見事な再生》回収から、
さらに《見事な再生》を撃ってマナが増えるという事も。

そして、このデッキに何よりの強みは、
コンボスタートに一切マナがかからない事。

・手札を捨てる。
・発掘をする。
・土地が墓地に落ちた時にカードを引く。

この挙動にマナがかからない事は大きい。
全くマナが出ないとその後の動きに苦労はあるが、
多少マナやアクションを縛られていても、
一定量はコンボに向けて動き出せる点はかなり強い。

最近までは、黒緑のジェネラルといえば、
ネル・トース族のメーレン/Meren of Clan Nel Toth
が最高の1枚かとも思っていたが、
この伝説カエルはそれを塗り替えられるほど、
デッキの動きも面白く、コンボも強い。
盤面でも選択肢もそれなりに多く、
プレイをしていて飽きない事も含めて、
このデッキは一度プレイしてみてほしい。

ではまた。



記事作成日:2016/08/11



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