EDHデッキ紹介その74(Meren of Clan Nel Toth/ネル・トース族のメーレン)

今回のEDHデッキ紹介は
ネル・トース族のメーレン/Meren of Clan Nel Toth》。
統率者2015の黒緑の伝説生物。
EDHデッキ紹介その71で紹介した、
イズマグナスのミジックス/Mizzix of the Izmagnus》と同様、
条件を満たすと経験カウンターを得るタイプのカード。
今回のデッキはCardshop Serraのスタッフのデッキ。

Meren of Clan Nel Toth
Meren of Clan Nel Toth/ネル・トース族のメーレン
コスト:2黒緑
伝説のクリーチャー 人間(Human) シャーマン(Shaman)
あなたがコントロールする他のクリーチャーが1体死亡するたび、
あなたは経験(experience)カウンターを1個得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。
そのカードの点数で見たマナ・コストがあなたが持つ経験カウンターの総数以下であるなら、それを戦場に戻す。
そうでないなら、それをあなたの手札に加える。
3/4
神話レア

4マナ3/4と及第点程度の数字のパワータフネス。
強くもなく、弱くもなく。
ジェネラルダメージ21点を期待するようなタイプではない。
経験カウンターを得る条件が比較的簡単なので、
ジェネラルの能力を主軸にしたデッキは構築しやすい。

このカードは経験カウンターと書かれている他の統率者2015のカードとは、
少々違うところがある。
それは経験カウンターが0であっても能力が誘発するということ。
墓地にクリーチャーカードが1枚でもあれば、
経験カウンター0でも手札に戻る。
ジェネラルをプレイして、
すぐにアドバンテージに繋がる可能性が、
他の経験カウンターと書いてある生物よりも高いという事。

なお、この終了ステップの誘発型能力は、
対象にとったクリーチャーカードのコストが、
経験カウンター以下の場合は必ず戦場に出る。
対象にとったクリーチャーカードのコストが、
経験カウンターより大きい場合は必ず手札に戻る。
対象にとったカードを「出してもよい」「戻してもよい」とは書いていないので、
能力は強制である。
つまり、
「墓地から戦場に戻る、または手札に戻せる生物があるなら、
 終了ステップに必ず1枚戦場か手札に戻せ。
 戦場か手札かは経験カウンター次第。」
という解釈でOK。

デッキは以下。

ジェネラル:《ネル・トース族のメーレン/Meren of Clan Nel Toth

クリーチャー38枚
東屋のエルフ/Arbor Elf
極楽鳥/Birds of Paradise
ブラッド・ペット/Blood Pet
屍肉喰らい/Carrion Feeder
苛性イモムシ/Caustic Caterpillar
深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
エルフの神秘家/Elvish Mystic
Fyndhorn Elves
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
臓物の予見者/Viscera Seer
献身のドルイド/Devoted Druid
獣相のシャーマン/Fauna Shaman
ティタニアの僧侶/Priest of Titania
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
根の壁/Wall of Roots
基底スリヴァー/Basal Sliver
血の臣下/Blood Vassal
骨砕き/Bone Shredder
永遠の証人/Eternal Witness
肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder
不気味な腸卜師/Grim Haruspex
異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer
無慈悲な処刑人/Merciless Executioner
苦痛の公使/Minister of Pain
巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
再利用の賢者/Reclamation Sage
ウッド・エルフ/Wood Elves
精神を刻むもの/Mindslicer
壊死のウーズ/Necrotic Ooze
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
酸のスライム/Acidic Slime
アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel
叫び大口/Shriekmaw
アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier
進歩の災い/Bane of Progress
不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed
Phyrexian Devourer
トリスケリオン/Triskelion

インスタント7枚
暗黒の儀式/Dark Ritual
納墓/Entomb
自然の要求/Nature’s Claim
吸血の教示者/Vampiric Tutor
俗世の教示者/Worldly Tutor
内にいる獣/Beast Within
召喚の調べ/Chord of Calling

ソーサリー10枚
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
伝国の玉璽/Imperial Seal
再活性/Reanimate
森の教示者/Sylvan Tutor
Demonic Tutor
悪魔の意図/Diabolic Intent
生き埋め/Buried Alive
無垢への回帰/Seeds of Innocence
毒の濁流/Toxic Deluge
歯と爪/Tooth and Nail

エンチャント4枚
動く死体/Animate Dead
適者生存/Survival of the Fittest
森の知恵/Sylvan Library
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena

アーティファクト7枚
金属モックス/Chrome Mox
Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
太陽の指輪/Sol Ring
無のロッド/Null Rod
出産の殻/Birthing Pod

プレインズウォーカー1枚
野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker

土地32枚
古えの墳墓/Ancient Tomb
Bayou
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
ボジューカの沼/Bojuka Bog
真鍮の都/City of Brass
統率の塔/Command Tower
ドライアドの東屋/Dryad Arbor
ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle
高級市場/High Market
ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
マナの合流点/Mana Confluence
湿地の干潟/Marsh Flats
霧深い雨林/Misty Rainforest
草むした墓/Overgrown Tomb
ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower
汚染された三角州/Polluted Delta
黄昏のぬかるみ/Twilight Mire
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
森林の墓地/Woodland Cemetery
4《沼/Swamp
6《森/Forest


——————————
基本は《ネル・トース族のメーレン》の能力を活かしたコントロール。
デッキ的に相性がとても良いので、
お約束コンボの
不浄なる者、ミケウス
トリスケリオン

壊死のウーズ
Phyrexian Devourer
トリスケリオン
を搭載させている。

経験カウンターが貯まれば、
トリスケリオン》や《不浄なる者、ミケウス》も墓地から釣り上げられるので、
この2つのコンボは効果的だ。

ネル・トース族のメーレン》の経験カウンターを得る条件は、
他の統率者2015の生物の経験カウンターを得る条件より簡単で、
とにかくジェネラルを出して、
あとはジェネラル以外の生物が死亡さえすれば、
簡単に経験カウンターが貯まっていく。
濫用能力とも相性がとても良いし、
クリーチャー生け贄エンジンがあれば楽々と5以上の経験カウンターにもなる。
加えて、
ジェネラルが戦場にさえいれば、
必ず毎ターン、最低でも《死者再生/Raise Dead》で、
経験カウンター次第では《ゾンビ化/Zombify》だ。
アドバンテージは約束されたようなもの。

注意点の1つとして、
ネル・トース族のメーレン》の経験カウンターを得る条件は、
トークンでないクリーチャーなどと書かれていないので、
トークンが死んでも経験カウンターを得られる。

欠点らしい欠点といえば、
毎ターンに必ず1枚のアドバンテージだが、
2枚以上のアドバンテージにはならないので、
ゆっくりと攻めていくかたちになりがち。
という点。
黒と緑という組み合わせの性質上、
パーマネントの大半に対処出来る一面はありながらも、
対処が遅れると為す術もなくやられてしまうことも。
精神を刻むもの
酸のスライム
叫び大口
などのパーマネント対処手段を、
可能な限り早くジェネラルと噛み合うように動く事が要求される。
そうでない場合は上記2種のコンボをさっさと決めるほうがよい。

このデッキの弱点は言うまでもなく墓地対策系のカード。
適度に墓地が肥えたところで、
ボジューカの沼》や《Timetwister》を食らうときつい。
こればかりは墓地活用デッキの宿命なので、
どうすることも出来ない。

このデッキはジェネラルあってのデッキなので、
ジェネラルは可能な限り早く出すこと。
出せたらジェネラル以外の生物にはさっさと死んでもらうこと(笑)
前述のように墓地対策カードに弱いのは宿命なので、
そんな事を怖がっても仕方がない。
開き直ってまっすぐ行こう。
まっすぐ行くと言っても猪突猛進なデッキではない。
生け贄エンジンをはじめとして、
ギミックがいくつもあるので、
選択肢からベストを探してプレイするのがとても楽しい。
このリストにある以外の生物を採用しても面白いだろう。

入れ替えの候補としては、
シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast
森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus
熱心すぎる弟子/Overeager Apprentice
Soldevi Adnate
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
突然の衰微/Abrupt Decay
四肢切断/Dismember
Gate to Phyrexia
進化の飛躍/Evolutionary Leap
ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat
血の芸術家/Blood Artist
煙霧吐き/Fume Spitter
アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar
ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar
リスの巣/Squirrel Nest
大地の知識/Earthcraft

このあたりのカードも面白い。

以前に
ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord
のデッキを紹介した事があったが、
個人的にはこちらのデッキをお薦めしたい。
興味があったら是非使っていただきたい。

ではまた。



記事作成日:2016/02/22



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