開封!戦乱のゼンディカー!

戦乱のゼンディカー発売後、
シングルカードのためのボックス開封をしていたある日のこと。

ゆーだい「くっ・・・またか・・・。」
店主「どうした?」
ゆーだい「また《神無き祭殿/Godless Shrine》です・・・。」
店主「よく出るね、それ。」

言うまでもなく、Zendikar Expeditionの事である。
・超神話レア
・トレジャーランド
などと呼ぶ人もいる、
戦乱のゼンディカーの箱からたまに出て来る、
・10種のフェッチ
・10種のギルドランド
・5種の新ランド
のフルアートFoilの事だ。

Godless Shrine
この日、3枚目の《神無き祭殿》であった。

確率というやつは所詮確率である。
ダイスの目でも、
ボックス開封でも偏る時は偏る。
1万ボックス、2万ボックス開封すれば、
当然の事ながら限りなく平均値に近づくのだが、
1万ボックスの開封はあまりに非現実的だ。

ゆーだい「やっと違う土地引けました。《寺院の庭/Temple Garden》です。」
店主「てんぷらがーでんか。フェッチ引かないねえ。」
ゆーだい「そうですね。」
店主「やはりゆーだいでは魔力不足か・・・。」
ゆーだい「えー。」
Temple Garden
てんぷらがーでん=Temple Garden
カタカナ発音で「テンプルガーデン」なので。

15分後。

ゆーだい「くっ・・・《寺院の庭》・・・。」
店主「またてんぷらがーでんかぁ。案外かぶるもんだね。」
ゆーだい「フェッチ出ませんねぇ。」
店主「やはりゆーだいの力では・・・。」
ゆーだい「えー。」

20分後。

ゆーだい「な、なぜ《寺院の庭》・・・。」
店主「今度、魚ぶん(天ぷら料理店)で特上天ぷら定食、ゆーだいのおごりな。」
ゆーだい「えー。」
なお、魚ぶんの特上天ぷら定食は4000円である。

店主「仕方あるまい。ここは店主の力を見せてやろう。」
ゆーだい「お、言っちゃいましたね。」

店主「フェッチ出るまで帰れま10。」

ゆーだい「本気ですか。」
開封に参加する店主。

フェッチ出るまで帰れま10とは、
言うまでもなく、
「ゼンディカーエクスペディションランドのうち、
 トップ10であるフェッチ10種のどれかを引くまで帰れない。」
という意味である。

20分後。
ゆーだい「なんも出ませんね。」
店主「なんも出ないね。」
ゆーだい「そろそろ出てもおかしくないんですけどねぇ。」
店主「フェッチ出るまで帰れま10。」
黙々と開封する我々。

10分後。

店主「あ、帰るわ。《湿地の干潟/Marsh Flats》出た。」

ゆーだい「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」
店主「フェッチ出るまで帰れま10。」
ゆーだい「うう・・・。」
店主「お、井上先生、そろそろそっちの仕事片付いてるだろ?
 ここは井上先生の実力を見せてやるべきだろう。」
井上「あ、はい。」

ゆーだい「この6ボックスのどこから開封しますか?」
井上「ゆーだいさん、お先にどうぞ。」
ゆーだい「いいんですか?フェッチ引いちゃいますよ!」
井上「ほほう。」

10分後。

井上「あ、《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》出ました。」

ゆーだい「えっ・・・。」
店主「あはははは!井上先生帰ろう!もうこいつ置いて帰ろう!」
井上「ええ、帰りましょう。」
ゆーだい「え、ちょ、ちょっと!大丈夫ですって!
 いま開けてる箱から出ますって!」

5分後。

ゆーだい「ぐっ・・・《蒸気孔/Steam Vents》・・・。」

店主「そうかそうか、べんつくんか。よし、俺達は帰ろう!」
井上「そうですね。」
ゆーだい「待ってくださいよ!」
店主「フェッチ出るまで帰れま10。」
Steam Vents
べんつくん=Steam Ventsのこと。
カタカナ発音で「スチームベンツ」なので。

店主「仕方ない、そろそろお店閉めようか。
 しかし、フェッチは出なかったんだし、
 これは特上天ぷら定食でもおごってもらわんとな!」
ゆーだい「えー。」

Cardshop Serraは今日も平和。

ではまた。



記事作成日:2015/10/12



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