貸金庫のお話

先日、銀行の貸金庫を借りてきた。

銀行の貸金庫とは
銀行内にある巨大な金庫室の引き出し1つをお金を払って借りるサービス。
銀行によってはやっていない支店もあるが、
大きな銀行であれば多くの場所で用意されている。
貸金庫はルパンにでも出てきそうな巨大な金属扉が本当にあり、
その奥にさらに鍵付きの引き出しがある。
その引き出しを1か月数千円で借りるというもの。
一般的には
・宝石
・貴金属
・アクセサリー
・時計
・土地建物などの権利書
・パスポート
・印鑑
など、無くしたくないものや貴重品を入れる事が多い。
遺言書を入れる人もいる。

店主が貸金庫に入れてきた貴重品の一部を書いておこう。

・宝石
Mox Pearl》《Mox Sapphire》《Mox Jet
Mox Ruby》《Mox Emerald
うん、宝石だ、間違いなく宝石だ。

・貴金属
Black Lotus
黒い蓮の花など現実には存在しない。
たぶんあれは魔法で作られた貴金属類だ。
うん、貴金属だ、間違いなく貴金属だ。

・アクセサリー
太陽の指輪/Sol Ring》《Chaos Orb
うん、アクセサリーだ、間違いなくアクセサリーだ。

・時計
Time Vault》《Timetwister》《Time Walk
どれもTimeという単語がある。
うん、時計だ、間違いなく時計だ。

・土地建物などの権利書
Tundra》《Badlands》《Volcanic Island
Scrubland》《Tropical Island》《Taiga
Underground Sea》《Bayou》《Savannah
Plateau》《Mishra’s Workshop》《Bazaar of Baghdad
Library of Alexandria》《The Tabernacle at Pendrell Vale
うん、土地建物などの権利書だ、間違いなく土地建物などの権利書だ。

・印鑑
イゼットの印鑑/Izzet Signet》や《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet》を入れる事は無かった。
ネタで1枚くらい入れておく事も考えた。

と、このように、

何の変哲もない、

一般的な貸金庫の使い方である。


貸金庫に入れる目的は防犯と防災のためである。
こんな話もあるので、
貸金庫に入れておく事は間違いではない。
貸金庫に入れておけば誰かに盗まれる心配だけでなく、
未開封パックを勝手に開けられてしまうという事故も防げる。

そういえば、1年か2年前に、
「息子が義兄の所有する、
 αブースターとβスターター&ブースターを開封してしまったため、
 弁償することになりました。」
という話をどこかで聞いたが、
あの話の結末はどうなったのだろう。
あの話はガセだったのか本当だったのかさえわからない。
自分が知る限りでは、
被害は
・αブースター2パック
・βスターター1つ
・βブースター5パック
だったと聞いている。
この話が本当だったとして、
一体いくらの損害額だったのだろうか。

参考までに、
先日、落札まで行かなかったが、
βのスターターがヤフオクに出ていた。
画像を残してある。
yahuoku

希望落札価格:125万円
現在価格:115万円
落札者:なし

これは出品者の設定した最低落札価格に対し、
入札者がその金額に到達出来なかったという事。
開始1円と書いてありながら、
最低落札価格が100万超えでも最低落札価格に到達しないというのは、
冷やかしとも解釈されてしまうだろう。
この出品者は希望落札価格で売る気しか無かったように思える。

とはいえ100万円出す人はいた。
知らない人のために書いておくが、
α、β、Unlimitedのスターター1つはレアが2枚。
アンコモンは約10枚だが、基本地形が入り交じる。
残りはコモンだが、基本地形が入り交じる。
という内容で、合計60枚。

この計算だと、極端だがレア1枚換算50万円ほどだ。
もっとも、古いパックの最近の価格は、
「その未開封パックを開封する権利」
に金額がついているようにも感じられる。

ブースターも同様の適用で額を計算すると、
(αをβの2倍額と低めに計算)
βスターター1つ:100万円
βブースター5パック:250万円
αブースター2パック:200万円
で、合計550万円。
(あくまで雑な計算であることと、
 2015年の現状の相場からの計算なので全てを鵜呑みにしないこと。)
このパック開封事件で「弁償」という単語が出る事からも、
この中から《Black Lotus》等は出なかったのだろう。
仮に出ていたとしたら、
こんな風に話題になる確率は少ないし、
多くの人は「開けられてしまったが当たりレア出たなら、諦めるか。」となるはずだ。

雑な計算のもとに数字をはじき出したが、
実際のところはαのブースターなどというレアアイテムは、
滅多なことで市場に出回らない。
売ってくれる人がいるかどうか、
未開封が現存しているかどうか。

結局この話はどうなったのかわからないままだが、
自分は同じ目に遭いたくはないので、
貸金庫という方法に至った。
貸金庫でも失われるケースといえば、
天災かルパンくらいのものだろうが、
ルパンはMTGをやっていないので盗まないはずだ。
あとは《地震》、《津波》、《噴火》などが起きない事を祈るばかりだ。

これを読んでいる方の中には、
「自分のコレクションは貸金庫に入れるようなものがない。」
と思う人もいるだろう。
しかし、MTGの価値はいつ高騰するかわからない。
いつ自分が高額カードを購入するかわからない。
大切なコレクションの保管場所として、
貸金庫という選択肢があるという事を頭の片隅に置いておく事は無駄にならない。

貸金庫は年間3万円程度かかるが、
安心を買えると思えば悪くない選択の1つだろう。
そして、
貸金庫に入れる程の紙切れ宝石や土地を買う時は、
是非Cardshop Serraからの購入を!

ではまた。



記事作成日:2015/09/06



記事のカテゴリー

他の「コレクターな話」記事

他の「店主の日常」記事