蜂蜜まみれ

こらむタイトルが何のことだかサッパリだろう。
カード名は出て来るものの、
マジック・ザ・ギャザリングの考察ではないので、
興味の無い人は回れ右で。

今回は特に脈絡も無く、
「Cardshop Serraをやっていて、
 こんな事もありましたよ。」
というだけのお話。

ある日の朝、
仕事開始の時間とほぼ同時に、
Cardshop Serraの翻訳こんにゃく、ゆーだいから連絡があった。

ゆーだい「日本郵便許すまじ。」
店主「今度は何をやらかされた?」

“今度は”と言っている理由は、
以前に、
「保険も追跡番号もついている、
 《Time Walk》を他の家に誤配送した挙句、
 追跡番号を追いかけてもわかんないや、てへっ♪」
という事件をやらかされたのだ。
幸い、一週間程度で《Time Walk》は見つかったのだが。
恐ろしい事にこの時の《Time Walk》はα版だった。

ゆーだい「今現在進行形なんだけど、

 『お預かりした荷物が蜂蜜まみれになっちゃった★』

 って今電話が来てるところ。」
店主「蜂蜜?!
 どんなプレイしたんだよ。」
ゆーだい「他の荷物が破損したんだってさ。
 補償も含めて話は進めていきます。」
店主「それは説明せんでもわかるが、
 どの荷物が蜂蜜プレイになったんだろう?」
ゆーだい「オリジンの予約商品(封筒)です。
 詳細が分かり次第共有します。」
店主「やらかしたのは沼津局?それとも他局?」
ゆーだい「他局ですね。」
店主「ということは被害数も限定されるか。」
ゆーだい「被害数は1です。」
店主「被害額は?」
ゆーだい「送料込み1万円行かないくらいですね。」
店主「《Time Walk》の時みたいな状態でないだけに、
 少しホッとしてしまう額だな。」
ゆーだい「そうですね。」
店主「それにしても朝から想像もしないトラブルを持ってきてくれるな、郵便局。」
ゆーだい「まったくです。」

前回のやらかしと違って、
パワー9クラスでないだけマシだ。
オリジンのカードなら発売直後なだけに、
だいたいのカードはすぐにでも替えがきくが、
パワー9クラスの骨董品レベルは失ったらどうしようもない。
物によっては、
お金では買えない価値に近くなってきている。

今回の郵便事故は、配送先の他局のところで、
他者の配送物の蜂蜜の瓶を誤って割ってしまい、
その蜂蜜がこぼれた先に運悪くCardshop Serraの封筒があったようだ。
盲亀浮木という四字熟語があるが、
まさにこの事だろう。

郵便局さん、こんなんで大丈夫なんだろうか。
今年になって2度目のやらかしである。

その後の郵便局からの二度目の電話。

局員「あのう・・・
 
 蜂蜜まみれの封筒なんですけど・・・

 このままでいいですか?」


マテ。
このままでいい理由があるとでも言うのか。
郵便局の仕事内容には
「アリとゴキブリとハエを養殖する。」
と書いてあるのだろうか。
真夏日という気温と湿度の中で、
そのままにしておく気なのだろうか。

元公務員とはいえ、
お役所仕事というやつは中々に融通がきかない。
融通がきかない事くらい承知のうえだったが、
想像を絶する一言には眩暈がする。
事実は小説より奇なりとはよく言ったものである。
せめて、
「中身を守るために(もしくは中身の安全を確認をするために)
 封筒を外させていただきますがよろしいでしょうか?」
だったら理解も示せるものなのだが。

ともかく送った品は次の日にこちらに返送される事となった。

次の日、
店主「『凄絶!郵便局に忍び寄る蜂蜜の罠!
 死んだ封筒に残されたカードにはどんなメッセージが?』
 —–はぐれ家政婦純情派の太陽に吠えるための事件簿。
 はどうなった?」
S「たった今来ました。

 封筒に蜂蜜がエンチャントされていますね。

 カード確認しました。
 中は大丈夫です。」

どうやらカードを防御するプチプチのおかげで、
カードは大事には至らなかったようだ。
封筒が蜂蜜まみれになっただけで、
中は一切問題無かった。

画像が一応あるのだが、わかりにくい。
honey-honey
この画像は封筒の端の部分だが、
残りの部分も全体的に蜂蜜でまみれている。
ベットベトである。

ゆうぱっくでの事故率は相当に珍しいと聞いている。
今回の事故はその珍しいゆうぱっく事故だった。
当店では初めてである。
なお、
普通郵便=1000~3000通に1通
ゆうぱっく=万に1つも無い。
くらいの確率だそうな。
発送というものだけに限った話ではないが、
人の手を介しているほとんどのものは、
「絶対に無事故!」
と言えるものは無い。
だからこそ保険というものがあるとも言える。
お店としてもこれで郵便局を責める気は無いのだが、
「蜂蜜まみれの封筒このままでいいですか?」
だけは勘弁してほしかった。

Cardshop Serraを始めて10年以上、
1万通を超える数の発送をしてきた当店でも、
蜂蜜まみれなどという郵便事故は初だ。
おそらくこれから先何年しても、
二度目の蜂蜜まみれにはお目にかかる事は無いだろう。
そして、無い事を祈りたい。

ではまた。



記事作成日:2015/07/28



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