お泊りまじっく2014冬

12月12日(金)
お泊まりまじっく1日目。
今回は自己紹介の必要も無いようなメンバーばかりだったので、
昼ごはん終了と同時に試合スタート。

夕食までほとんどの人がEDH。
自分は《怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged》を使ったはいいが、
そこにいるだけのカーネル・サンダースになってしまったので、
途中は《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》に。
怒れる腹音鳴らし》だと、
どうしてもスタートが遅いため、
2~4ターン目に着地してくるジェネラル相手には少々厳しい。

それにしても面白いのは、
これだけ多くの人が参加していながら、
ジェネラルかぶりが少ないという事。
同じジェネラルだと片方がデッキを変えてくる事もあるとはいえ、
人それぞれ個性に溢れるデッキを持ってくる光景は、
観戦していてとても楽しい。

思い入れあるジェネラルをPSA鑑定品にしている人もいれば、
デッキを可能な限りFOILやプロモにしている人もいる。
対戦に参加していなくとも、
見ているだけで楽しい場ばかりだ。
そして時折、
「Serraさんに言われて、
 あの時デュアルランド買って正解でしたわ。
 今の金額は自分じゃ買えませんでした。
 ありがとうございます。」
と対戦中に言われたりもする。
こういう一言もちょっと嬉しい。

EDHの後は一風変わったドラフトをやろう!という話に。
どういうドラフトかというと、
雑誌の付録についてきたりする、
ハーフデッキと呼ばれるデッキを使ったドラフト。

このハーフデッキというのは、
だいたい土地15枚、その他15枚の30枚デッキで、
単色のデッキが入っているセット。
とあるお客様が、
「これ、雑誌についてきたんだけどいらないから。」
とお店に置いて行ったものが大量にあり、
「じゃあこれ使ってドラフトしよう。」
と思いついた事がきっかけ。
ハーフデッキに加えて、
Magic2013
Magic2014
Magic2015
の3種のパックでドラフト。
最初のパックは必ずハーフデッキになるようにして、
あとは上記3種のどれかという感じ。
ハーフデッキは土地を最初に取り除いてドラフトスタート。

想像がつくだろうか。
ハーフデッキの内容は必ず単色デッキである。
つまりファーストピックした後、
隣のプレイヤーから回ってくるハーフデッキは必ず違う色だ。
さらに次のピックでも違う色が流れてくる。
とてもデッキが作りにくいのだ。

自分は最初のハーフデッキが青かったので、
睡眠/Sleep》からスタート。
隣から順番に色のズレたカードに、
多くのプレイヤーが叫び声をあげながら、
皆、楽しそうにドラフトしている。

2パック目は隣から当店の看板娘、《セラの天使/Serra Angel》が流れてきた。
ここで取らないは店主の名がすたる、とノータイムでピック。
白青に走る事を決意。
デッキは最終的に白青タッチ赤に。
タッチの赤いカードは
灼熱の槍/Searing Spear
稲妻の一撃/Lightning Strike
ショック/Shock
と文句なしの3枚。
だったのだが、
山/Mountain》が引けない時は手札が真っ赤、
》が3枚も並ぶのに《島/Island》が0枚など、
(もちろん手札は真っ青だ。)
色事故が連発し、
今回のドラフトは勝てず、1勝2敗。
デッキはかなり強かっただけにちょっと事故が悔しいところ。
負けた後にデッキを見た対戦相手が、
「なんでこのデッキに勝てたのかわからん。」
と言っていた程。

12月13日(土)
朝から恒例イベントのレアドラフト。
多くの人から集めたレアだけをつめたパックを作り、
それだけでドラフトをやるという、
Cardshop Serraの名物イベント。

なにせレアだけでドラフトをするので、
普通のドラフトとはワケが違う。
レアのカードというものはとても厄介で、
1マナ1/1
2マナ2/2
といったクリーチャーがほとんどいない。
指定コストが3つもある6/6だとか、
6マナ5/5なんて生き物ばかりで、
確実にマナカーブの悪いデッキになる世界だ。

今回はコンスピラシーのカードが入っているが、
コンスピラシーのカードは
「ドラフトしている時に○○する」
のような事が書いてあるカードは全てそれを無視するというルールで遊んだ。
コンスピラシーの「ドラフト時に」系のカードはドラフトが終わると、
本当にただの紙切れと化すので、
こういう時に多少は使ってあげたいカードたちだ。

今回のファーストピックは《レイモスの心臓/Heart of Ramos》から。
普通のドラフトなら考えられない選択である。
しかし、ここはレアドラフト。
常識が通用しない世界。
この選択は必ず生きる!と信じてのピック。
2手目以降もコストの安いアーティファクトカードを取っていたが、
突然、
「これしかねえ」
と《熱情/Fervor》をピック。
以降、
理由なき暴力/Gratuitous Violence
凶暴な打撃/Savage Beating
など、雑にぶん殴るためのアイテムを取りまくる。
途中、
熱情》かフィニッシャーかを悩むが、
「スピード大事、何も考えずにパンチ。」
と、2枚目の《熱情》を選択。

結果、赤緑の何も考えないデッキ完成。

1《エルフの射手/Elvish Archers
1《放浪者ライズ/Rhys the Exiled
1《取引仲介機/Deal Broker
1《仮面の称賛者/Masked Admirers
1《ルアゴイフ/Lhurgoyf

1《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade
1《呪文砕きのビヒモス/Spellbreaker Behemoth
1《破壊のオーガ/Wrecking Ogre
1《土を踏み付けるもの/Terra Stomper
1《ガラクの大軍/Garruk’s Horde

1《野生の獣使い/Wild Beastmaster
1《ドラゴン・エンジン/Dragon Engine
1《オニュレット/Onulet
2《熱情

1《理由なき暴力/Gratuitous Violence
1《凶暴な打撃/Savage Beating
1《レイモスの心臓/Heart of Ramos
1《レイモスの歯/Tooth of Ramos
1《一族の信号/Signal the Clans

1《溜め込むドラゴン/Hoarding Dragon
1《宿命的介入/Fated Intervention
1《破壊的な力/Destructive Force

9《山/Mountain
8《森/Forest
——————————
そして時間があった事もあり、
今回は総当り戦に。
結果は6勝1敗。
ほとんどの試合に言える事は、
「ブロック宣言をしなかった。」
だった。
3ターン目、《熱情
から始まると、
クリーチャーをタップ状態(攻撃)で出していくだけの作業。
理由なき暴力》や《凶暴な打撃》が決まると、
1ターンで20点近いライフをあっさりと削る。
とにかく使っていて楽しいデッキだった。

レアドラフト後は夕食。

今回の和牛のメニューはハッシュドビーフ。
参加人数の約2倍の量を作ったはずなのだが、
開始10分で全員のお腹の中へ。
ご飯もルーも足りないとさえ思う状態に。
みんなよく食べるなぁ。
それと牛の美味しさも相まってか、
食べる人の速度が違う。

夕食後は宴のお時間。
今回はたまたま初参加の方がおらず、
ある意味でお泊まりまじっく常連さんのような方だけ。
「まるで同窓会か忘年会。」
という感じでみんなで乾杯。

乾杯と同時にシールド戦を開始。
今回のシールド戦は、
「6パック、好きなパック買って、
 それでシールド戦してください。」
というフリーなルール。
人によってドラゴンの迷路6パックだったり、
闇の隆盛6パックだったり6パックバラバラだったり。
中にはモダンマスターズ6パックという剛の者も。

優勝賞品はCardshop Serraの非売品プレイマット。

自分は参加せず、
ウチのスタッフの二人がこのプレイマットを狙って参戦するも、
二人とも敗退。

自分は疲れも溜まっていた事もあり、
早々に眠りの国へ。

12月14日(日)
片付けて帰るだけ、というはずなのだが、
恒例のごとく、沼津駅前のインドカレー屋さんへ。
ここのカレーがとてもリーズナブルで、
1000円で4種のカレーとサラダとナンとデザート食べ放題というバイキング。
4種のカレーは日替わりで相当にどれも美味しい。
お泊まりまじっくの三日目はだいたいここへ行くのが通例になっている。

昼食後はお店に移動して夕方までみんなマジック。
あれだけやってもまだ体力を残している人たち。
中には寝てないという猛者も。
一体どんな体力をしているのだろう。
お店に移動してから、
ペアEDHをやろう!という話になり、
ランダムにペアを組んで、
2対2のEDHという一風変わったEDH大会に。
優勝したペアには、Cardshop Serraから
山崎兄弟/Brothers Yamazaki》2種のFOIL-PSA品を贈呈。
この優勝ペアには、
次のお泊まりまじっくで《山崎兄弟》でEDHデッキを組み、
そのままペアで参加していただきたい。
余談だが、
山崎兄弟》は、
兄:山崎征太郎(イラストNo.160b)
弟:山崎秀次郎(イラストNo.160a)
という名で、
二人とも職業が山賊なんだそうだ。
能力は、


Brothers Yamazaki/山崎兄弟
コスト:2赤
伝説のクリーチャー 人間(Human) 侍(Samurai)
武士道1(これがブロックするかブロックされた状態になるたび、
 それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
ちょうど2つの《山崎兄弟/Brothers Yamazaki》という名前のパーマネントが戦場にある場合、
「レジェンド・ルール」はそれらに適用されない。
山崎兄弟/Brothers Yamazaki》という名前の他のクリーチャーは
それぞれ+2/+2の修整を受けるとともに速攻を持つ。
2/1
アンコモン

EDHでも二人が同時に出しておけば、
双方を強化するので、両方が4/3速攻になる。
ペアにはぴったりのジェネラルである。
是非とも《Gauntlet of Might》などで双方をさらに強化した、
パワーでゴリ押しするデッキを組んでいただきたい。

最後に。

今年もお泊まりまじっくに参加してくれた方々、
お疲れ様でした&ありがとうございました。
遠くに住んでいる方々と、
こうして1年に2度遊べる事は、
Cardshop Serraスタッフ全員、
仕事を忘れて楽しむ程です。
特に、冬は忘年会を兼ねた時期になる事と、
暑くない事による過ごしやすさから、
夏以上に好きなイベントです。
これからも参加してくださる事、
心より願っております。

ではまた。



記事作成日:2014/12/16