EDHデッキ紹介その54(Xenagos, God of Revels/歓楽の神、ゼナゴス)

今回のデッキ紹介は赤緑の神様。
神々の軍勢の神話レア。
テーロスの時はプレインズウォーカーだったゼナゴスが、
神々の軍勢でエンチャント・神として再度ご登場したカード。

今回のデッキはCardshop Serraの常連さんのデッキ。
以前にお客様より、
「毒殺EDHデッキを紹介してほしい。」
「ジェネラル:《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon 》で、
 毒殺するデッキが見たいです!」
といったお声をいただいていたが、
このデッキが今まで見た中で一番面白く、しかも強い毒殺デッキと感じ、
紹介することに。
ちなみに、
このデッキの作成者は、
前回のヴィンテージデッキ紹介その3の作成者でもある。


Xenagos, God of Revels/歓楽の神、ゼナゴス
コスト:3赤緑
伝説のクリーチャー エンチャント 神(God)
破壊不能
あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎり、歓楽の神、ゼナゴスはクリーチャーではない。
あなたのターン中の戦闘の開始時に、あなたがコントロールする他のクリーチャー1体を対象とする。
それはターン終了時まで速攻を得るとともに+X/+Xの修整を受ける。Xはそのクリーチャーのパワーである。
6/5
神話レア

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能力で自身の強化は不可能なので、
それほどジェネラルダメージ21点は狙わないタイプのカードだが、
他人に速攻は与えるわ、
パワーは倍にするわと、
いい仕事をしてくれるカード。
破壊不能も持っているため、一度戦場に出てしまえば、
除去出来るカードも限られている。
クリーチャー化していなければ《剣を鍬に/Swords to Plowshares》等は効かない。
EDHで《神討ち/Deicide》を採用している人は少ないだろう。

クリーチャー化している場合は、
パワーが6とジェネラルダメージ21点は狙えなくもない数字だが、
他クリーチャーへの強化能力を考慮すると素直に40点ライフを削るほうが現実的だ。

デッキは以下。

ジェネラル:《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels

クリーチャー38枚
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
エルフの神秘家/Elvish Mystic
東屋のエルフ/Arbor Elf
ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf
クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker
根の壁/Wall of Roots
ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
漁る軟泥/Scavenging Ooze
ティタニアの僧侶/Priest of Titania
ザル=ターのドルイド/Zhur-Taa Druid
獣相のシャーマン/Fauna Shaman
エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid
躁の蛮人/Manic Vandal
ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter
再利用の賢者/Reclamation Sage
ウッド・エルフ/Wood Elves
永遠の証人/Eternal Witness
炎のインプ/Fire Imp》 
ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage
攻撃の元型/Archetype of Aggression
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya
踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler
化膿獣/Putrefax
ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydra
鋳塊かじり/Ingot Chewer
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts
業火のタイタン/Inferno Titan
ファイレクシアの巨大戦車/Phyrexian Juggernaut
山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord
テラストドン/Terastodon
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus

狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt

インスタント7枚
Berserk
自然の要求/Nature’s Claim
俗世の教示者/Worldly Tutor
赤霊破/Red Elemental Blast
紅蓮破/Pyroblast
激励/Invigorate
有毒の蘇生/Noxious Revival

ソーサリー4枚
汚損破/Vandalblast
緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
生命の遺産/Life’s Legacy
今を生きる/Seize the Day

エンチャント5枚
怨恨/Rancor
適者生存/Survival of the Fittest
森の知恵/Sylvan Library
ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya
騙し討ち/Sneak Attack

アーティファクト6枚
Mana Crypt
太陽の指輪/Sol Ring
速足のブーツ/Swiftfoot Boots
角兜/Horned Helm
殴打頭蓋/Batterskull
生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton

プレインズウォーカー5枚
ドムリ・ラーデ/Domri Rade
サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol
紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter

土地34枚
Taiga
踏み鳴らされる地/Stomping Ground
沸騰する小湖/Scalding Tarn
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
乾燥台地/Arid Mesa
霧深い雨林/Misty Rainforest
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
モスファイアの谷/Mossfire Valley
根縛りの岩山/Rootbound Crag
火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
カープルーザンの森/Karplusan Forest
統率の塔/Command Tower
ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
ヤヴィマヤのうろ穴/Yavimaya Hollow
ドライアドの東屋/Dryad Arbor
古えの墳墓/Ancient Tomb
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
4《山/Mountain
9《森/Forest


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このデッキを見ておわかりだろうか。
以前に同じ赤緑のEDHデッキである、
自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》のデッキを紹介しているが、
そのデッキとは全く毛色の違うデッキだ。
その決定的な違いは毒。
このデッキは高確率で相手を毒殺する。

デッキに入っている毒クリーチャーが
ぎらつかせのエルフ
ヴィリジアンの堕落者
ファイレクシアの巨大戦車
化膿獣
ファイレクシアのハイドラ
荒廃鋼の巨像
墨蛾の生息地
の7種のみだが、
山賊の頭、伍堂》で《生体融合外骨格》を探せる事もあり、
メイン戦略が毒殺と言っても過言でないほどだ。

スペルでは《激励》が非常に熱い。

Invigorate/激励
コスト:2緑
インスタント
あなたが森(Forest)をコントロールしている場合、
あなたは、激励のマナ・コストを支払うのではなく、
「対戦相手1人は3点のライフを得る」ことを選んでもよい。
クリーチャー1体を対象とする。
それはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける。
コモン

毒殺するならピッチスペルで撃って構わないという呪文である。
相手にブロッカーがおらず、
こちらの場に
歓楽の神、ゼナゴス
ぎらつかせのエルフ
の2枚があれば、(正確には《》か3マナも必要だが。)
激励》を撃ってから攻撃宣言で毒殺が可能である。
(感染1/1が《激励》で5/5になり、
 《歓楽の神、ゼナゴス》の能力で10/10になる。)

歓楽の神、ゼナゴス》は構成上、案外とクリーチャー化するものの、
やはり速攻+強化の役目が最も大きい。
歓楽の神、ゼナゴス》だけポツンと置いてある状況であろうと、
ファイレクシアの巨大戦車》が手札からポロリと着地しようものなら、
確実に一人が毒殺である。

デッキ作成者曰く、
「一人倒すところまでは簡単だが、
 三人倒すのがきつい。
 うまく状況を見極めて、
 毒で倒す人とダメージで倒す人を考えてプレイしないと、
 『あいつは危ない』と判断されて、
 逆に倒されてしまう。」
と。
状況に合わせて、
・ジェネラルダメージ21点
・毒殺
・40点ダメージ削りきり
を使い分ける事が勝利の鍵になるようだ。
ジェネラルダメージ狙いの時は《Berserk》が意外な仕事をする。
Berserk》の
「攻撃していた場合、ターン終了時にそのクリーチャーを破壊」
という部分は、
歓楽の神、ゼナゴス》の場合、破壊不能を持っているため、
この部分を無視出来る。

最後に。
このデッキを見るまで、赤緑と言えば、
ほぼ《自由なる者ルーリク・サー》が最高級ジェネラルだと思っていたが、
この攻撃力を見て、甲乙付けがたいと思うようになった。
こういった意外性を含めても、
まだまだEDHには掘り進めるものがあると感じたデッキだった。

ではまた。



記事作成日:2014/08/29



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