ヴィンテージデッキ紹介その2

先日のヴィンテージで上位に食い込んだデッキの1つを紹介。

デッキの色は青黒緑。
上記の画像の生物が入っている、
レガシーでも見られる3色だ。

デッキは以下。
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クリーチャー
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
4《闇の腹心/Dark Confidant
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
2《三角エイの捕食者/Trygon Predator
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique

インスタント
4《Force of Will
4《突然の衰微/Abrupt Decay
3《精神的つまづき/Mental Misstep
3《呪文貫き/Spell Pierce
1《Ancestral Recall
1《渦まく知識/Brainstorm
1《狼狽の嵐/Flusterstorm
1《神秘の教示者/Mystical Tutor
1《吸血の教示者/Vampiric Tutor
1《鋼の妨害/Steel Sabotage

ソーサリー
1《Demonic Tutor
1《Time Walk

アーティファクト
1《Black Lotus
1《Mox Emerald
1《Mox Jet
1《Mox Sapphire

プレインズウォーカー
1《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor

土地
3《Tropical Island
3《Underground Sea
3《霧深い雨林/Misty Rainforest
3《汚染された三角州/Polluted Delta
2《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
3《不毛の大地/Wasteland
1《露天鉱床/Strip Mine

サイドボード
4《強迫/Duress
1《悪魔の布告/Diabolic Edict
4《虚空の力線/Leyline of the Void
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
4《悪意の大梟/Baleful Strix

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デッキリストをこうして眺めてみると、
確かに《Black Lotus》や《Demonic Tutor》などの制限カードは入っているものの、
一撃必殺のコンボは一切仕込まれていない。
純粋に搭載されているクリーチャーで20ライフを削りに行くデッキだ。
制限カードは確かに強力なのだが、
デッキそのものやクリーチャー選択はレガシーとそれほど変わりないデッキである。
人によっては、
真の名の宿敵/True-Name Nemesis
タルモゴイフ/Tarmogoyf
の2種を選択する人もいるだろう。
昨今のクリーチャーのあまりの強さの影響で、
ヴィンテージとレガシーはクリーチャーの選択はほとんど一緒だ。
とくに、
死儀礼のシャーマン
闇の腹心
瞬唱の魔道士
タルモゴイフ
真の名の宿敵
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
グリセルブランド/Griselbrand
の7種は本当に凶悪な生物だ。
ヴィンテージ、レガシーのどちらでも大暴れである。
また、茶単や白単になるとクリーチャー選択が変わるが、
こちらも非常に凶悪な生物が揃っていて、
ヴィンテージの世界も殴り合いの世界になっている事が多々ある。
一撃必殺のコンボだけがヴィンテージではない。

そしてヴィンテージ、レガシーどちらでも大暴れと言えば、
精神を刻む者、ジェイス》という最強のプレインズウォーカー。

スタンダードにあった頃には禁止をくらい、
モダンでは現在禁止。
活躍の場はヴィンテージ、レガシー、EDHの3つ。
そしてその3つ全てで大暴れの凶悪極まりないプレインズウォーカーである。
このデッキにもしっかり1枚搭載されている。
大マイナス能力は滅多に使わないとはいえ、
全ての能力が使い物になるという恐ろしいプレインズウォーカーだ。

自分がもしこのメインデッキをいじるとしたら、

–アウト–
1《ヴェンディリオン三人衆
3《不毛の大地
1《露天鉱床

–イン–
1《精神を刻む者、ジェイス
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
1《島/Island
1《Bayou
1《魂の洞窟/Cavern of Souls

として土地破壊を諦めて、
自分の土地事故率を減らす構成を考えるだろう。
特に《魂の洞窟》は多くのカウンターから回避出来るので、
複数枚入れておく事も考えられる。

このデッキでは《呪文嵌め/Spell Snare》は採用されていないが、
精神的つまづき》と《呪文貫き》が3枚採用されている。
呪文嵌め》を採用しない代わりに《突然の衰微》をフル投入したのだろう。
突然の衰微》は《虚空の杯/Chalice of the Void》X=2でも、
全くお構いなしに放つ事が出来る非常に優秀な呪文だ。
相手のカウンター呪文を心配しなくて良いパーマネント対処呪文は心強い。
気をつけなければならないのは《誤った指図/Misdirection》だが、
これはそう多く採用されているわけではない。
余談ではあるが、
この《突然の衰微》というカード、
英語の名前が《Abrupt Decay》なのでADと略す人がいた。
EDHが大好きな人にADというと《秘儀の否定/Arcane Denial》になる。
ヴィンテージ族のAD=《突然の衰微
EDH族のAD=《秘儀の否定
という不思議な略語である。

略語と言えば、
覇者、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, the Prevailer》はJKである。
決して女子高生ではない。
なお、JDと言えば普通は《ガラクタ潜り/Junk Diver》であって、
決して女子大生ではない。
当然の事だが、JCと言えば《ジョルレイルのケンタウルス/Jolrael’s Centaur》であり、
決して女子中学生ではない。
もちろん、JSと言えば《翡翠像/Jade Statue》の事しかありえないわけで、
決して女子小学生ではない。

まぁ、こんな話は世界の常識なので、
今更書く必要は無かったであろう。

ではまた。



記事作成日:2014/08/13