EDHデッキ紹介その51(Heartless Hidetsugu/無情の碑出告)

今回のデッキ紹介はお客様のリクエスト。
無情の碑出告/Heartless Hidetsugu
という赤単生物での依頼。
赤単のEDHは
鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss
憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury
などのジェネラルでデッキ紹介しているが、
それぞれに個性のあるデッキ構成になっており、
無情の碑出告》もこれらとは違ったデッキに。


Heartless Hidetsugu/無情の碑出告
コスト:3赤赤
伝説のクリーチャー オーガ(Ogre) シャーマン(Shaman)
(T):無情の碑出告は各プレイヤーに、
そのプレイヤーの総ライフの端数を切り捨てた半分に等しい点数のダメージを与える。
4/3
レア
——————————
タップするだけで全プレイヤーのライフを半分にしていく生物。
もちろん自分も喰らうが、
対戦相手が複数のEDHにおいてこの能力はかなり強い。
殴るよりタップしちゃうジェネラルの1つ。
複数プレイヤーのいるEDHでは、
バジリスクの首輪/Basilisk Collar
殴打頭蓋/Batterskull
ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
などの絆魂アイテムで愉快な数字のライフを得る事が出来る楽しい生物。

与えるダメージが端数切り捨てのライフ半分なので、
ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》のような、
ダメージを2倍にする手段があると、
ライフが偶数のプレイヤーが瞬殺出来る。
自分のライフは奇数にしておかないと死んでしまうので注意。

それと地味にコンスピラシーで再録されている。

デッキは以下。

ジェネラル:《無情の碑出告/Heartless Hidetsugu

クリーチャー10枚
モグの狂信者/Mogg Fanatic
どぶ潜み/Guttersnipe
月の大魔術師/Magus of the Moon
精神灼き/Mindsparker
ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis
背信のオーガ/Treasonous Ogre
業火のタイタン/Inferno Titan

インスタント15枚
溶岩の投げ矢/Lava Dart
はらわた撃ち/Gut Shot
赤霊破/Red Elemental Blast
紅蓮破/Pyroblast
一か八か/Desperate Gambit
Fork
余韻/Reverberate
発展の代価/Price of Progress
スマッシュ/Smash
彗星の嵐/Comet Storm
モグの分捕り/Mogg Salvage
混沌のねじれ/Chaos Warp
煮えたぎる歌/Seething Song
火山の流弾/Volcanic Fallout
猛火煽り/Overblaze

ソーサリー8枚
ギャンブル/Gamble
破壊放題/Shattering Spree
汚損破/Vandalblast
信仰無き物あさり/Faithless Looting
野生の勘/Wild Guess
Wheel of Fortune
魂の再鍛/Reforge the Soul
溶鉄の災難/Molten Disaster

エンチャント6枚
熱情/Fervor
血染めの月/Blood Moon
硫黄の渦/Sulfuric Vortex
締め付け/Stranglehold
燃え立つ大地/Burning Earth
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods

エンチャント・アーティファクト1枚
パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros

アーティファクト27枚
ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
Mana Crypt
Jeweled Amulet
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
金属モックス/Chrome Mox
魔力の櫃/Mana Vault
太陽の指輪/Sol Ring
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
バジリスクの首輪/Basilisk Collar
墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
通電式キー/Voltaic Key
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
緋色のダイアモンド/Fire Diamond
虹色のレンズ/Prismatic Lens
星のコンパス/Star Compass
精神石/Mind Stone
厳かなモノリス/Grim Monolith
冬の宝珠/Winter Orb
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
玄武岩のモノリス/Basalt Monolith
千年霊薬/Thousand-Year Elixir
ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth
スランの発電機/Thran Dynamo
記憶の壺/Memory Jar
ニンの杖/Staff of Nin

土地33枚
山/Mountain》20
大焼炉/Great Furnace
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
沸騰する小湖/Scalding Tarn
乾燥台地/Arid Mesa
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
鋭き砂岩/Sandstone Needle
裏切り者の都/City of Traitors
古えの墳墓/Ancient Tomb
魂の洞窟/Cavern of Souls
山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord
シヴの地溝/Shivan Gorge


——————————
デッキの動きは比較的シンプル。
とにかくジェネラルを出して、タップ能力に賭けている。
対戦相手のライフは全て偶数、
自分のライフは奇数にして、
ジェネラル能力を起動して《一か八か》で勝利すれば勝ちという、
バクチ要素を盛り込んである。
確実性の高いものでは、
猛火煽り》と《双子神の指図》が搭載。
一か八か》のバクチが嫌いな人は《ラースの灼熱洞》に。
これが決まれば対戦相手のライフが1億でも0になる。
このコンボパーツが揃っていなくても、
相手のライフをどんどん削って、
他のダメージソースでとどめを狙うので、
ジェネラルの能力は素直に起動している事も多い。
前回のデッキ紹介に続いて、
1ゲームが非常に早く終わるデッキである。

無限コンボはシンプル。
玄武岩のモノリス
ブライトハースの指輪
で無限マナ出して、《彗星の嵐》で全員を倒すというだけのもの。
自分のライフが一番高い時は《溶鉄の災難》を刹那付きで撃つほうが確実。
チューター系呪文に乏しい事もあり、
「決まったらいいな」程度の存在。

ルール上の注意点としては2つ。
月の大魔術師》や《血染めの月》で基本地形でない土地を《》にした時、
大焼炉》や《ダークスティールの城塞》はアーティファクトである事が残る。
つまり、《オパールのモックス》の金属術に影響する。
ダークスティールの城塞》は破壊不能の能力を失い、
赤マナが出せるようになるということ。
大焼炉》にいたっては《》であるという事が追加されるだけで、
何も変化無しと言っていい。

もう1つは《バジリスクの首輪》などの絆魂能力。
無情の碑出告》に絆魂がついていて、
ラースの灼熱洞》などのダメージを倍にするカードがあり、
なおかつ自分のライフが偶数の時。
この時に《無情の碑出告》の能力を起動しても、
自分のライフは0にならない。

絆魂の能力は、
絆魂/Lifelinkを持つ発生源が与えるダメージは、
その発生源のコントローラー(コントローラーがいない場合はそのオーナー)のライフを、
その点数に等しい値だけ増加させる。
(これは、そのダメージにより発生する他の結果に追加される。)

と定義づけられている。
ダメージを与える事とライフを得る事が同時になるため、
無情の碑出告》が絆魂を持っている+《ラースの灼熱洞》の状態で能力を起動すると、
自分以外のプレイヤーは特殊条件でも無い限りライフが0になる。
対戦相手全員が高確率で死ぬのであまり関係は無いだろうが、
与えたダメージ分は回復も入るのでライフ100を超える事も珍しくない。
決まれば一撃必殺のロマン砲である。
これを決めるために、
バジリスクの首輪
殴打頭蓋
ロクソドンの戦槌
ラースの灼熱洞
猛火煽り
双子神の指図
全て採用という漢のデッキも悪くない。
ダメージを倍にするカードはともかく、
絆魂装備品はどれも単純に強いという事もあるので、
採用する価値がある。
倍ダメージエンチャントが無くても、
絆魂装備品があればジェネラルをタップしているだけで、
自分はライフが増え、対戦相手はライフが半分になっていく。
十分な強さである。

メインから、
赤霊破
紅蓮破
精神灼き
と、青大嫌いと言わんばかりの構成になっているが、
こういった色指定カードのメイン採用が好きでない人は、
ラースの灼熱洞
紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar
大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
炎のインプ/Fire Imp
火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
躁の蛮人/Manic Vandal
罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher
彫り込み鋼/Sculpting Steel
精神の眼/Mind’s Eye
などのカードを放り込むと良い。
ただし、
強いデッキ≒青
というものがマジックのお約束なので、
メインから青い対策は入れておいても支障はないと個人的には感じている。
赤単たるもの、青に負けるわけにはいかん!
くらいの気持ちで採用しておく事を強く推したい。
赤を使う者にとって
「青というだけでギルティ!」
という認識で間違いは無い。

次はそんな青いデッキを紹介予定。

ではまた。



記事作成日:2014/07/03



記事のカテゴリー

他の「EDHデッキ紹介」記事