EDHデッキ紹介その50(Kaervek the Merciless/無慈悲なる者ケアヴェク)

今回のデッキ紹介は前回に引き続き黒赤の大王、ケアヴェク様。
ミラージュ時代の大ボスにして、
時のらせんでクリーチャーとして
無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless
の名で出てきた。
邪悪な魔道士…のはずなのに何故かクリーチャータイプが、
人間・シャーマン
になっている。
ウィザードじゃないのかこの人。


Kaervek the Merciless/無慈悲なる者ケアヴェク
コスト:5黒赤
伝説のクリーチャー 人間(Human) シャーマン(Shaman)
対戦相手1人が呪文を唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。
無慈悲なる者ケアヴェクはそれに、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。
5/4
レア
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7マナ5/4と及第点よりも下のパワータフネスだが、
能力が火力の塊のようなケアヴェク様。
対戦相手が複数いるEDHでは火力飛ばし放題になりやすい。
剣を鍬に/Swords to Plowshares
流刑への道/Path to Exile
急速混成/Rapid Hybridization
猿術/Pongify
などの1マナ除去を撃たれるととてもガッカリ。
相手のジェネラルが
トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest
背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader
のような小粒が揃っているデッキの場合、
ケアヴェク様の降臨が間に合えば、ほぼ負けないだろう。
除去(もしくはカウンター)されなければ、だが。

構成を含めてだが、7マナで5/4では力不足は否めない。
ジェネラルダメージ21点は現実的ではないので、
素直に相手のライフを削りに行く構成にするほうが利口である。

デッキは以下。

ジェネラル:《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless

クリーチャー17枚
躁の蛮人/Manic Vandal
血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon
鋳塊かじり/Ingot Chewer
墓生まれの詩神/Graveborn Muse
炎のインプ/Fire Imp
疫病吐き/Plague Spitter
のたうつウンパス/Thrashing Wumpus
火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder
業火のタイタン/Inferno Titan
虐殺のワーム/Massacre Wurm
殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter
大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
運命をほぐす者/Fate Unraveler
罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher
狂気の種父/Sire of Insanity
精神灼き/Mindsparker

インスタント6枚
四肢切断/Dismember
暗黒の儀式/Dark Ritual
煮えたぎる歌/Seething Song
吸血の教示者/Vampiric Tutor
紅蓮破/Pyroblast
赤霊破/Red Elemental Blast

ソーサリー5枚
Demonic Tutor
死の雲/Death Cloud
汚損破/Vandalblast
Wheel of Fortune
悪疫/Pox

エンチャント13枚
悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions
騒乱の大祭/Havoc Festival
傷の反射/Wound Reflection
血の長の昇天/Bloodchief Ascension
紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar
地獄界の夢/Underworld Dreams
魔力のとげ/Manabarbs
硫黄の渦/Sulfuric Vortex
動く死体/Animate Dead
Dance of the Dead
ネクロマンシー/Necromancy
呪文ショック/Spellshock
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena

アーティファクト23枚
オパールのモックス/Mox Opal
金属モックス/Chrome Mox
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
Mana Crypt
摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone
金粉の水蓮/Gilded Lotus
スランの発電機/Thran Dynamo
魔力の櫃/Mana Vault
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
連合の秘宝/Coalition Relic
ミシュラのアンク/Ankh of Mishra
厳かなモノリス/Grim Monolith
精神石/Mind Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
友なる石/Fellwar Stone
炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond
緋色のダイアモンド/Fire Diamond
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
太陽の指輪/Sol Ring
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence

プレインズウォーカー1枚
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil

土地34枚
乾燥台地/Arid Mesa
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
古えの墳墓/Ancient Tomb
Badlands
血の墓所/Blood Crypt
魂の洞窟/Cavern of Souls
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
統率の塔/Command Tower
竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
偶像の石塚/Graven Cairns
反射池/Reflecting Pool
シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
硫黄泉/Sulfurous Springs
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
大焼炉/Great Furnace
囁きの大霊堂/Vault of Whispers
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
ボジューカの沼/Bojuka Bog
6《沼/Swamp
4《山/Mountain


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ジェネラルであるケアヴェク様が火力源になっている事からも、
デッキには前回のこらむでも話題になった、
騒乱の大祭》を採用。
レッツパーリー。
他のカードでも
「呪文唱えたらダメージ」
「ドローしたらダメージ」
「アップキープにダメージ」
「土地からマナを出したらダメージ」
などのエンチャントを放り込み、
白や青のデッキにが生きにくい世界を作る構成にしている。
レッツパーリー。

このデッキ特有の瞬殺手段としては、
騒乱の大祭
傷の反射
の2枚。
この2枚が揃えば、
対戦相手が順番に沈んでいく。
また、さらにレッツパーリーしたい人は
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods
ラースの灼熱洞/Furnace of Rath
を採用すると、
さらに激しい戦場と化すが、
真鍮の都》や《古えの墳墓》を使う際にはご注意を。
この2種のイカれた素晴らしいエンチャントを置く際にも
「レッツパーリー」
もしくは
「イッツショータイム」
と言って出すのがマナーである。

これでもまだ物足りないという豪の者には
無情の碑出告/Heartless Hidetsugu
の採用を強く推しておきたい。
これらが戦場に出てくると可及的すみやかにゲームが終了する。

稲妻のすね当て》の採用は軽い除去呪文からの回避用。
ケアヴェク様が除去されてしまうと、
戦線崩壊しかねない事もあるため、
速足のブーツ/Swiftfoot Boots》の採用も考慮してもよい。
前述の《無情の碑出告》まで採用する場合は、
この2枚のヘイスト装置があると無いとでは大きく違う。
また、どうしても1マナ除去が嫌だという場合は、
虚空の杯/Chalice of the Void》まで採用しよう。
X=1の指定で、
青の軽いドロー呪文や緑のマナクリーチャーへの対策にもなるので、
全くの無駄となることもない。

精神灼き》の採用は黒赤の憎き敵である、
白青に死んでいただくためである。
黒赤にとって白や青は存在そのものが罪であり、
早々に戦場からご退場願いたいのである。
白と青は何がなんでも許すまじと思う方は、
混沌の支配/Reign of Chaos
というカードもある。
カードの効果は、


Reign of Chaos/混沌の支配
コスト:2赤赤
ソーサリー
以下の2つから1つを選ぶ。
「平地(Plains)1つと白のクリーチャー1体を対象とし、それらを破壊する。」
「島(Island)1つと青のクリーチャー1体を対象とし、それらを破壊する。」
アンコモン

対象の指定が面倒と思いそうだが、
対戦相手が複数の場合それほど難しいものでもない。
トーナメントカードでも無かったカードなので、
非常に安価である事も魅力だ。
EDHではジェネラルを活かした構築をしている事が多い。
そういった構築の白や青のジェネラルを倒し、
その平地や島をついでに破壊出来るのはとても効果的だ。
再度そのジェネラルをプレイされる確率も減らせる。

速度アップやマナクリーチャーへの対応などを考慮する場合は、
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
落盤/Cave-In
紅蓮操作/Pyrokinesis
の3枚を。
墓地への対策には
死の国のケルベロス/Underworld Cerberus》が面白いが、
動く死体》や《ネクロマンシー》との相性が悪い。
ただ5マナ6/6のアタッカーとしては悪くない生物でもある。
素直に行くなら、
虚空の力線/Leyline of the Void
トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
大祖始の遺産/Relic of Progenitus
の3種が無難。

また、《悪疫》は非常にクセの強いカードなので、
好まない人もいると思う。
肌に合わないと感じたらここから抜くのも1つの手段だ。
悪疫》大好きでたまらないという人は指定コストはキツいが、
余韻/Reverberate》や《Fork》でコピーするという荒技まで狙うとよい。
その後、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》から、
さらに《悪疫》すればほとんどの人の戦線が崩壊するだろう。
(もちろん自分も。)

最後に。
前回の《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》のデッキと、
今回の《無慈悲なる者ケアヴェク》のデッキを見比べてみると、
デッキの毛色が違うのがおわかりだろうか。
どちらもEDH最強と謳われる青いデッキ相手に、
それなりに対抗策を持ち、戦えるデッキになっているが、
戦略そのものが全く違う構成になっている。
黒赤という融通の効きそうにない色の選択でも、
多種多様のEDHの戦い方があるので、
工夫次第で多くのデッキへの対抗が出来るのである。
しかし、黒赤たるもの、
レッツパーリーするカードは外せない。

黒や赤の大好きな方々、
宿敵である白青デッキを駆逐するべく、
今日も元気にレッツパーリー。

ではまた。



記事作成日:2014/06/25



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