EDHデッキ紹介その47(Brion Stoutarm/豪腕のブライオン)

2014GP名古屋にて、
ミスターティボルトから
豪腕のブライオン/Brion Stoutarm
悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded
の2枚をプレゼントされたゆーだいさん。
これを使ってEDHのデッキを組むという荒行…いや、イベントが発生。
どんなデッキを組んできてくれるのか楽しみだ。

そんなゆーだいさんと店主のこのぶらいおんについての最初の会話。
「社長、デッキのひな形が出来ました。」
「ほう?見せてくれ。」
「まだ完成形じゃないですよ。」
5分後。

「ゆーだいさんや、

このデッキは103枚+ジェネラルのようじゃが…」


「え?そんなバカな。」
「わしの数え間違いかのう…」



……

………

103枚+ジェネラル。

「その…103枚ですね…」
「デスヨネ…」

最初からつまづいているゆーだいさん。
この《豪腕のブライオン》デッキの前途多難さを暗示するかのようである。
まずはデッキを99枚+ジェネラルにダイエットしていただき、合計枚数を100枚に。
(ゆーだいさん本人のダイエットは常に明日からだ。エブリデイ明日。)
それにしても、
EDHで103枚+ジェネラルでデッキ組んでた人を初めて見た。
1~2枚間違う人なら結構いたのだが。

それはさておき、
豪腕のブライオン》の能力は以下。


Brion Stoutarm/豪腕のブライオン
コスト:2赤白
伝説のクリーチャー 巨人(Giant) 戦士(Warrior)
絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
(赤),(T),豪腕のブライオン以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:
プレイヤー1人を対象とする。豪腕のブライオンはそのプレイヤーに、
生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
4/4
レア
——————————
4マナ4/4で絆魂持ちと、
性能としては決して悪くない。
能力もクリーチャーには飛ばないとはいえ、
絆魂と相まって弱いわけではない能力だ。
悪くないのだが、
うだつのあがらない生物として烙印を押されている。
先日のEDHデッキ紹介その45にも書いたが、
白赤の伝説のクリーチャーには、
攻撃力、防御力の両方に安定した
黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight
という天使様、
謎の人気とハマった時の爆発力の
覇者、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, the Prevailer
というオッサンという二大巨頭がいる。
どうしてもこの二人を超えられない感は否めない。
ブライオン自身を生け贄に捧げられないのは仕方ないとして、
タップ能力というのなら、せめて警戒が欲しかった。
それがあるだけでも救いのあった生物になっただろうに。

デッキは以下。

デッキ作成者:ゆーだい

ジェネラル:《豪腕のブライオン/Brion Stoutarm

クリーチャー24枚
石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
ゴブリンの溶接工/Goblin Welder
士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord
石切りの巨人/Stonehewer Giant
世界を鎮める者/World Queller
太陽のタイタン/Sun Titan
溶鉄鋼のドラゴン/Moltensteel Dragon
火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
正義の執政官/Archon of Justice
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
セラの高位僧/Serra Ascendant
霊体の先達/Karmic Guide
焼身の魂喰い/Immolating Souleater
エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
フェリダーの君主/Felidar Sovereign
天を支える者/Bearer of the Heavens
害霊/Malignus
セラのアバター/Serra Avatar
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth
無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre

インスタント10枚
赤霊破/Red Elemental Blast
摩耗+損耗/Wear+Tear
剣を鍬に/Swords to Plowshares
奉納/Oblation
流刑への道/Path to Exile
混沌のねじれ/Chaos Warp
裂け目の突破/Through the Breach
煮えたぎる歌/Seething Song
悟りの教示者/Enlightened Tutor
予期せぬ不在/Unexpectedly Absent

ソーサリー3枚
ギャンブル/Gamble
信仰無き物あさり/Faithless Looting
Wheel of Fortune

エンチャント4枚
騙し討ち/Sneak Attack
締め付け/Stranglehold
熱情/Fervor

パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros

プレインズウォーカー1枚
悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded

アーティファクト24枚
オパールのモックス/Mox Opal
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
水蓮の花びら/Lotus Petal
Jeweled Amulet
Mana Crypt
ボロスの印鑑/Boros Signet
虹色のレンズ/Prismatic Lens
精神石/Mind Stone
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot
スランの発電機/Thran Dynamo
失われし夢の井戸/Well of Lost Dreams
殴打頭蓋/Batterskull
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor
太陽の指輪/Sol Ring
火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe
連合の秘宝/Coalition Relic
光と影の剣/Sword of Light and Shadow
ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth
生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton
金粉の水蓮/Gilded Lotus
魔力の櫃/Mana Vault

土地33枚
Plateau
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
聖なる鋳造所/Sacred Foundry
古の円形劇場/Ancient Amphitheater
戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
カー砦/Kher Keep
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
岩だらけの大草原/Rugged Prairie
古えの墳墓/Ancient Tomb
海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea
山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord
湿地の干潟/Marsh Flats
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
乾燥台地/Arid Mesa
凱旋の神殿/Temple of Triumph
古えの居住地/Ancient Den
大焼炉/Great Furnace
7《平地/Plains
7《山/Mountain


——————————
デッキの基本戦略は
豪腕のブライオン》を出して、
騙し討ち》からの
害霊
セラのアバター
荒廃鋼の巨像
真実の解体者、コジレック
無限に廻るもの、ウラモグ
といった巨大生物を放り投げたり、
天を支える者》を放り投げてリセットしたりと、
豪腕のブライオン》を活かす構成。

これらを手札に加えるために《悪鬼の血脈、ティボルト》は欠かせない。


また、
豪腕のブライオン》の絆魂能力で得たライフから、
フェリダーの君主/Felidar Sovereign
での勝利も狙える。
正義の執政官/Archon of Justice》を放り投げての、
パーマネント除去も馬鹿に出来ない。
生体融合外骨格》からの放り投げポイズンという荒技も搭載。

これらを手札に加えるために《悪鬼の血脈、ティボルト》は欠かせない。


ドローエンジンとしては《失われし夢の井戸》という、
普段は見られない1枚が採用されている。
これは当然《豪腕のブライオン》の絆魂能力との相性の良さ。
セラの高位僧》との相性も良い。

これらを手札に加えるために《悪鬼の血脈、ティボルト》は欠かせない。


それから、説明不要の2枚コンボ、
士気溢れる徴集兵
鏡割りのキキジキ
もしっかりと搭載。
決まれば基本的には対戦相手が全員倒せる。

これらを手札に加えるために《悪鬼の血脈、ティボルト》は欠かせない。


しかし、特筆すべきは下記の3枚。
ファイレクシアの処理装置
溶鉄鋼のドラゴン
焼身の魂喰い
どれも危ないくらいライフを払っても、
豪腕のブライオン》で放り投げてしまえば、
払ったライフがある程度戻ってくる。

例えば、
自分のライフが40点、対戦相手の1人のライフが40点の場合、
溶鉄鋼のドラゴン》で攻撃。
このドラゴンは4/4なので、
「(赤/Φ):溶鉄鋼のドラゴンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。」
この能力を起動して、
パワーが20になるまでの32ライフを払ってパワーを+16する。
この時点で自分の残りライフは8点。
戦闘終了後に《豪腕のブライオン》でパワー20のドラゴンを投げる。
これで合計が40点ダメージなので、
1人倒せて、《豪腕のブライオン》の絆魂のおかげでライフ20点得て、
自分の残りライフは28点に戻る。
なかなかいい仕事をしてくれる。

ファイレクシアの処理装置》に至っては、
トークンを出して《豪腕のブライオン》で投げるたびに、
払ったライフ分のダメージが飛び、その分のライフが得られる。
こちらも決まれば必殺と言えるくらいのダメージが叩き出せる。

これらを手札に加えるために《悪鬼の血脈、ティボルト》は欠かせない。


個人的には、
デッキの重さとアーティファクト破壊の少なさが気になるところなので、
スマッシュ/Smash
躁の蛮人/Manic Vandal
雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer
炎のインプ/Fire Imp
土地税/Land Tax
の採用を考慮しておきたい。
アーティファクト破壊をより増やす場合は、
塵への帰結/Return to Dust
塵は塵に/Dust to Dust
のように追放出来るカードが良い。
騙し討ち》をより確実に狙いたいのであれば、
牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》も採用の1枚だ。
上記カードを採用した際にも、
もちろんのこと、

これらを手札に加えるために《悪鬼の血脈、ティボルト》は欠かせない。


なお、
このデッキを使った感想をゆーだいさんに聞いてみた。

「ティボルトまじいらねえ。」

だった。

ティボルトが日の目を見る日は来るのか。

ではまた。



記事作成日:2014/05/15



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