EDHデッキ紹介その42(Kaalia of the Vast/巨大なるカーリア)

今回のEDHデッキ紹介は《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》。
以前に一度作ったものの、
あれから随分と天使、デーモン、ドラゴンの新カードが増え、
お客様からも「今ならどんなかたちで作りますか?」とお問い合わせをいただき、
再度作りなおしてアップすることに。


Kaalia of the Vast/巨大なるカーリア
コスト:1白黒赤
伝説のクリーチャー 人間(Human) クレリック(Cleric)
飛行
巨大なるカーリアがいずれかの対戦相手に攻撃するたび、
あなたはあなたの手札にある天使(Angel)1枚かデーモン(Demon)1枚かドラゴン(Dragon)1枚を、
タップ状態で、その対戦相手を攻撃している状態で戦場に出してもよい。
2/2
レア

このカードは《艦長シッセイ/Captain Sisay》に毛色が似ている。
どういう事かと言うと、
新しいセットが出るたびに、
天使、デーモン、ドラゴンが増えれば、
その分だけ選択肢が増えるという点。
艦長シッセイ》の場合はそれが伝説パーマネントで、
こちらは天使、デーモン、ドラゴンという差。
伝説のクリーチャーの中には
「新しいセットが出てもさほどに強さに影響は無い。」
と言えるタイプも数多く存在する。
(例:猫侍こと《Jedit Ojanen》や《ケイ・タカハシ/Kei Takahashi》)
それに比べて、
セットが出るたびに期待が高まる伝説生物は、
非常にデッキ構築も面白く、
デッキを使っていても飽きない。
カーリアやシッセイのようなジェネラルは、
一度デッキを壊してしまっても、
定期的に組み直すだけでも楽しみが増える点がとても嬉しい。

デッキは以下。

ジェネラル:《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast

クリーチャー21枚
-天使6枚-
霊体の先達/Karmic Guide
絶望の天使/Angel of Despair
黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight
エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
静穏の天使/Angel of Serenity
修復の天使/Restoration Angel

-デーモン4枚-
ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon
血の贈与の悪魔/Bloodgift Demon
狂気の種父/Sire of Insanity
残虐の達人/Master of Cruelties

-ドラゴン7枚-
鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
ドラゴン魔道士/Dragon Mage
世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon
Thunder Dragon
シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant

-その他4枚-
陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
太陽のタイタン/Sun Titan
士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts

インスタント4枚
吸血の教示者/Vampiric Tutor
流刑への道/Path to Exile
暗黒の儀式/Dark Ritual
剣を鍬に/Swords to Plowshares

ソーサリー11枚
ハルマゲドン/Armageddon
戦の惨害/Ravage of War
夜の囁き/Night’s Whisper
魔性の教示者/Diabolic Tutor
生き埋め/Buried Alive

Demonic Tutor
Wheel of Fortune
犠牲/Victimize
血の署名/Sign in Blood
信仰無き物あさり/Faithless Looting

汚損破/Vandalblast

エンチャント7枚
Dance of the Dead
動く死体/Animate Dead
ネクロマンシー/Necromancy
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
熱情/Fever
盲従/Blind Obedience
浄化の印章/Seal of Cleansing

アーティファクト19枚
Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
金属モックス/Chome Mox
太陽の指輪/Sol Ring
魔力の櫃/Mana Vault

ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
ボロスの印鑑/Boros Signet
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top

稲妻のすね当て/Lightning Greaves
速足のブーツ/Swiftfoot Boots
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
虹色のレンズ/Prismatic Lens
連合の秘宝/Coalition Relic

スランの発電機/Thran Dynamo
世界のるつぼ/Crucible of World
精神石/Mind Stone
友なる石/Fellwar Stone
金粉の水蓮/Gilded Lotus

プレインズウォーカー1枚
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil

土地36枚
Bazaar of Baghdad
Badlands
Scrubland
Plateau
聖なる鋳造所/Sacred Foundry
血の墓所/Blood Crypt
神無き神殿/Godless Shrine
統率の塔/Command Tower
乾燥大地/Arid Mesa
湿地の干潟/Marsh Flats
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
孤立した礼拝堂/Isolated Chapel
竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
断崖の避難所/Clifftop Retreat
ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold
コイロスの洞窟/Caves of Koilos
戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
硫黄泉/Sulfurous Springs
偶像の石塚/Graven Cairns
《悪臭の荒野/Fetid Heath

岩だらけの大草原/Rugged Prairie
シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
ボジューカの沼/Bojuka Bog
古えの墳墓/Ancient Tomb
ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower
トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
沸騰する小湖/Scalding Tarn
2《山/Mountain
2《沼/Swamp
2《平地/Plains


——————————–
以前の構成より、
天使、デーモン、ドラゴンが増えた事もあり、
かなり構成が変化している。
以前に作った時には、
アヴァシンの帰還が出ていなかった。
アヴァシンの帰還で相当な数の天使が増え、
このジェネラルは他のデッキ以上に強化されたと言える。

選択肢が増えているだけあって、
新しい戦い方も増えている。
巨大なるカーリア》攻撃から《残虐の達人》が出て、
どちらもブロックされない場合、
攻撃されているプレイヤーがほぼ確実に倒せる。

また、《狂気の種父》が出てしまえば、
青相手にもかなり有利に戦える面も出てくる。
自分の手札も基本的に0になってしまうので、
危険なカードではあるが、
アドバンテージがとれる状況であれば、
かなり心強いカードだろう。

攻撃力面では《黄金夜の刃、ギセラ》の存在が大きい。
対戦相手の40ライフをあっさり削りにいける。
黄金夜の刃、ギセラ》と《残虐の達人》の2枚は、
このデッキの攻撃力を大幅にアップさせている。

その他にも

希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope》を出して、
ジョークルホープス/Jokulhaups》系リセットという戦術もあり。
決まればだいたいの対戦相手がゲーム終了と理解してくれる。
ハルマゲドン》でも相手の土地だけが壊れるので、
かなり有効的な戦術。
ジョークルホープス》系リセットを狙う場合は、
プレインズウォーカーの枚数を増やすのも悪くない。
希望の天使アヴァシン》が出ていなくても、
リセットをする際に有利になる。

コンボより攻撃力や柔軟性を重視をしたい人は、
敵対の大天使/Archangel of Strife
炎破のドラゴン/Flameblast Dragon
戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader
災火のドラゴン/Balefire Dragon
帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen
蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon
溜め込むドラゴン/Hoarding Dragon
雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite

ただ、《炎破のドラゴン》は、
ハルマゲドン》を撃つデッキでは、
マナが乏しくなって、ただの5/5飛行になりかねない。

防御面を強くしたい人は、
天使の調停者/Angelic Arbiter
静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence
決断の天使/Angel of Finality
の3つ。
とくに統率者2013で出た新しい天使《決断の天使》をおすすめしたい。
能力は、

Angel of Finality/決断の天使
コスト:3白
クリーチャー 天使(Angel)
飛行
決断の天使が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する。
3/4
レア

このカードはコストも4と軽めなので、
カーリアに頼らなくても出せる墓地対策カード。
贅沢な事を言わせてもらえれば、
瞬速がついていれば文句無しだったが、
さすがに望み過ぎというものだろう。
十分にこの能力は高い。
ボジューカの沼》以外でデッキコンセプトの邪魔をしない墓地対策は、
非常に優秀と言っていい。

ライフが欲しい人は
天使の散兵/Angelic Skirmisher
賛美されし天使/Exalted Angel
悪斬の天使/Baneslayer Angel
炎まといの天使/Firemane Angel
勝利の伝令/Victory’s Herald
などで。

自分が死なない!と言いたい場合は、
白金の天使/Platinum Angel
があるが、
単体除去も大量除去も飛んでくるEDH環境では、
仮に《白金の天使》が《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》を装備していても、
あっさりと除去されてしまう事が多い。
そうなると「ただの4/4飛行」でしかないので、
「ただの4/4飛行、警戒」の《セラの天使/Serra Angel》とそれほど変わらない。
白金の天使》は出されると除去しなければならないが、
セラの天使》は放っておいてもいいので、
違いはあるのだが。
白金の天使》の能力を真逆にした、
深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》もデーモンなので、
カーリアで出す事が出来るが、
こちらは6/6飛行トランプルとして活躍するだけで、
可もなく不可もなく程度の活躍になる事が多い。

カーリアのデッキは、
コントロールタイプにも、
アグレッシブタイプにも組み替えられるので、
非常に組みがいがあって面白い。
冒頭にも書いたが、
新しいセットが出て、
天使、デーモン、ドラゴンが増えると、
それだけでも組む楽しみが増える。

余談にはなるが、
このカーリアのクリーチャータイプは、
人間(Human) とクレリック(Cleric)。
で、何故か飛行を持っている。
どうして飛んでいるのだろう?
もちろん、飛んでいないより、
飛んでいるほうが100倍くらい強いので、
非常にありがたいのだが。

さて、2013年のこらむはこれにて終了。
来年も変わらず書き続けたいと思います。
1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

ではまた。



記事作成日:2013/12/26



記事のカテゴリー

他の「EDHデッキ紹介」記事